12月11日(金)19:00~
チェコアニメの上映とトークのイベント
「This is チェコアニメ!」
クルテクとミレルのアニメ ~クルテクが本当に生み出したもの~
もぐらくのクルテクと
作者のズデニェック・ミレルの他の作品の上映です!
上映作品(BD上映・計70分)
『もぐらくんとズボン』(1957/13分)
『もぐらくんとどうぶつえん』(1969/7分)
『もぐらくんとはりねずみ』(1970/10分)
『もぐらくんとテレビ』(1970/6分)
『えかきのもぐらくん』(1971/10分)
『おひさまを盗んだ億万長者』(1948/9分)
『イモムシくんは大スター』(1967/15分)
クルテクには様々な魅力がございます。
その全ての魅力が出来るだけ
たくさん詰まったクルテク作品をご用意しました。
『もぐらくんとズボン』(1957/13分)
1957年のクルテクの最初の作品です。
この作品からクルテクはスタートしました。
それから半世紀を超えてクルテクは
世界中で愛されています。
絵柄も今と違うところも
時代を感じさせます。
クルテクの好奇心、ひたむきさ、
そして森の仲間との関係性
全てはこの作品が原点です。
そして唯一、クルテクシリーズの中で
クルテクがしゃべります。
とても可愛い声ですよ!
「穴の中から出てみると…」
クルテクは人間の世界の様々な場所に出てきます。
ある時は自動車が走る道路の上、
公園、工場…
人間にとっては見慣れたものでも
クルテクにとっては、珍しいものばかり、
人間社会の怖さも感じつつ、冒険心いっぱいで
いろいろと体験します。
このお話の舞台は動物園。
森にはたくさんの動物がいますが、
動物園にはクルテクの知らない
動物がいっぱい!
最初は戸惑いつつも
ひとなつっこいクルテクはすぐ順応します!
でも、百獣の王と出会うと…?
http://ameblo.jp/a-a-agallery/entry-12104263784.html
森に住む限り、文句を言ってもしょうがありません。
一生懸命働くクルテク。
そんなはりねずみくん、人間に捕まってしまいました。
このままでははく製に!
「あんな奴、自業自得さ!」なんてクルテクは考えません。
一目散に仲良しのねずみさんと助けにまいります!
でも、途中、楽しいものを見つけると遊んでしまう悪い癖が…
クルテク早くしないとはりねずみさんが
はく製にされちゃうよ!
テレビのアンテナを破壊するクルテク。
クルテク、抜本的な解決になってないぞ!
『えかきのもぐらくん』(1971/10分)
1948年のミレルのデビュー作。
当時27歳のミレルはこの作品でベネツィア国際映画祭で特別賞を獲り、
若くして、大きな評価を得ました。
クルテクとは全く違う絵柄。
この作品からクルテクに行きつくまで彼に
何があったのでしょうか?
この作品、本当に素敵です。
人間のデリケートな機微を
優しく描いています。
少年とイモムシくんのお話。
でも、少年とイモムシくんとの関係は変わりません。
もちろん会話ができるわけではなりませんが、
少年の思いやりと優しさが随所に伝わります。
ある日、別れの日が来ます。
でも涙はありません。
少年の本当の”思いやり”がラストの別れのシーンに
凝縮されています。
…こんな素敵な上映のあとに、
かなりディープな
”クルテク”という巨大著作権物に挑んだ
私の話をいたします。
クルテクのグッズを日本で作れるようになるまで
7年かかりました。
正直、人様にお話できないことばかりです。
でも、少しばかりお話します。
少しでも、かなりエグイです。
クリスマスシーズンですので、
ささやかなクリスマスプレゼントを…
お越しのみなさまにはクルテクのストラップを
プレゼントします!
お席はまだございますので
是非、いらしてください!
http://kavccinema.jp/event/4383