毎日報道を見ていると不安になります。
なのであまり見ないようにしたり、ネットも見ないようにしています。
(それでも見ちゃうけど。)
私は一応看護師資格を持っているだけ、という単なる主婦です。
時々看護師のボランティアはさせていただいているし、時々仕事を頼まれればしたりもしていますが、
ほぼほぼ毎日、殺伐とした医療現場からは離れて平和に暮らしています。
それはありがたいことに、主人が一生懸命働いてくれているおかげです。
子供達も色々あるけど元気に育っているし、本当に平凡な暮らしをさせていただいています。
でも、なんでしょうね。
時々襲われる無力感。。。
ありがたい生活のはずなのに、今こうしてパンデミックで大変な思いをされていらっしゃる方々、使命感を持って日々現場で奔走されていらっしゃる方々がいるというのに、自分はこんなに平和に暮らしていていいのだろうか…
最近に至っては、まだ乳飲み子の仔猫のお世話を日中しているだけ。
まあ…人間の赤ちゃんと違うし、育児も一応？三人目？笑なので、そう大した負担でもなく…
ダラ〜として、最低限の家事を済ませて、子供達のお世話や仔猫のお世話をするだけの毎日。。
かといって今医療現場に戻れるかというと自信はないし、多分家族に負担をかけるだろうな〜(元々家事とか得意じゃないしw)と思うと、復帰する気にもなれず、
中途半端…
時々、大変だよ〜
と言いながらも頑張って仕事をしている友人たちが羨ましく思えたりもします。
と言いながらも頑張って仕事をしている友人たちが羨ましく思えたりもします。いやいやwだったら働きなさいよwって言われそうですが、家族に負担をかけてまで働く気概もなく…
今は出来る範囲でボチボチと活動しているという感じです。
そういえば、こういう気持ちになった時は前にもありました。
それは東日本大震災の時です。
やはり、子育てにいっぱいいっぱいで、仕事で帰宅出来ない主人の帰りを待ちながら、一日だけの停電だったけど、あの頃はまだ寒くて息子とスキーウエアを着て布団に包まっていました。
幸い、弘前は特に被害もなく強いて言えば、買い物が一時的に物が不足したことくらい。
あとはただただ不安を煽り、訳の分からない事を吹聴するママ友さんと戦ってみたり（笑）
そういえば、あの頃はちょっとしたパートもしていたな。。
弘前はすぐに落ち着いて、普段の生活に戻ったけれども、毎日報道されるあり得ない被害の映像に絶句していました。
でも、被災され困っている人達に私は何も出来ません。
ただ、自分がいつも通りの生活を送ってなければ、被災された方々がいつも通りの日常を送ることなど出来ないだろう、と。
自分に少しでも余裕がなければ、困っている人に手を差し伸べることなど出来ません。
私は何も力を持ってないし、正直無力です。
看護師という資格を持っているだけで、単なる主婦です。
でも、主婦にだって出来ることもある。
本当に大変な思いをして頑張っていらっしゃる方々の力になれるほどの能力は持ち合わせていませんが、私達主婦が普段出来ることを普段通りにすることが、混乱している世の中を少しでも落ち着ける一助くらいにはなれるのではないでしょうか？
必要以上の買い占めはしない。
なるべく外出しない。
それが、感染の拡大を防ぎ、忙しくてなかなか買い物に行けない方々に1人でも多く、必要な物が届くこともあるかと思うのです。
自分1人くらいが買い占めたって、遊びに行ったって、状況はそう変わらんでしょう〜
って、たくさんの方々が 思って行動してしまったら意味はないのです。
結局感染拡大による自粛期間が延びるだけです。
東京は危ないし、仕事もお休みなって暇だからこういう時こそ地方に逃げちゃってもいいっしょ〜？？
地方は東京と違って大病院がたくさんある訳でもないし、東京よりはるかに少ない人数の感染で呆気なく医療崩壊をするのは明らかです。
だって…経済が…
命あってナンボでしょう？？
日本は世界で初めて原爆を2回も落とされ、空襲で焼け野原にされても立ち上がってきた国です。
東日本大震災でも国民の行動を世界から称賛された国です。
私はド田舎の一介の主婦に過ぎませんが、そんな日本国民であることを誇りに思っています。
日本には叡智のある優れた方々もたくさんいらしゃって日々この国難に立ち向かってくださっています。
自分は無力ですけど、ちょっとしたことしか出来ないけど、出来ることはしようと思います。
生きてりゃ何とかなる。
「もののけ姫」でタタラ場が燃え落ちていくのを見て絶望する旦那、甲六にいう妻トキの言葉です。
生き残るために自分が何が出来るか。
大したことは出来なくても、やれることはやって頑張って生きていこうと思います。
例え自分の存在が無意味だとしても、私は私なりに生きていこうと思います。
雑草にだって、ちょっとはプライドもあるものですよ（笑）
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