19歳になったばかりの頃に
昔から親同士が仲の良い
友達のお母さんに相談しました
（息子さんが全部の毛が無い脱毛症）
両親にも脱毛の所は見せたく無かったし
強がりな部分が抜けない私でしたが
その おばちゃんが 2人で
お茶飲みながら喋ろう、家おいで
と言ってくれたので行くと
玄関で迎えられた時点で
今から話すことを想像して
私は号泣してしまいました。
『よしよし、おいでー
辛かったなぁ。おばちゃんも
○○の時、いっぱい悩んだから
すごく分かるよ今はしんどいなぁ』と
おばちゃんも涙を流しながら
思いっきり抱きしめてくれました
紅茶飲みながらお菓子を食べながら
辛い気持ちをたくさん聞いてもらい
今はこんな状態だよと見てもらいました
ひさびさに素直になれた時間でした
有名な先生がいるという病院へ後日
行きました。
その時の私はどーーしても
他の人に見られたくないという
気持ちだったのでツンツンしながら
診察してもらいました（笑）
当時の私はあとで
笑い者にされるとか思ってたのかなー
それと嫌な病院に行けば
絶対すぐ治るんだろうとも思ってました
先生はちらっと見て
脱毛症はストレスが多いんですよ
すぐは生えません。
繰り返す可能性もありますね
治療はわざと痒み出して
発毛促進する薬とか
注射もあります
漢方もあります
すぐに効果があるものはありません
とか淡々と言われました
前向きな事 言ってくれなくて
髪の毛ブリーチしたからです
と言ったのに特にそれについて
触れてこない感じも腹立って
この先生、気持ちわからない人だ
いま反抗期娘がどんな覚悟で来てるか
分からないんだなーと思い
分かりました、もういいです！
と帰ってきてしまった（笑）
今思えばツンツンしすぎ。反抗期すぎ。
ほんとごめんなさい
おばちゃんに話聞いてもらう方が
よっぽど説得力あったわ！
とゆうわけで長くなりましたが
結果、治療しませんでした！
反抗期とわがままとプライドによる
無治療です
生えるかも分からんのに
もっと痒いなんて嫌だ
漢方なんて続けるの無理
注射は苦手
でもそれから
しばらくすると
一番はじめに抜けたとこが
生えてきてるのがわかりました。
その時の
うっすらした毛の愛おしさったら。
前向きになるきっかけになりました
生えてきてくれた！！！！
私、大丈夫かも！！と思えました。
しばらくはウィッグでしたが
少しずつ、少しずつ、時間をかけて
伸びてくるのを実感しました。
1回目の病院は思い出すと
苦い思い出です（笑）
明るいカラーのウィッグです。
専門の体育祭でつけました
ターバンで不自然なウィッグの前髪は
隠してました！！
後ろから見るとウィッグ感はありますね（笑）