こうして長い裁判を終えて、裁判というものに対する考え方が変わりました。

裁判に勝つということは、「自分の言い分が正しかったと認められること」
と思っていました。

ですが、判例に照らし法律に違反していなかったかどうかを判断するのが裁判だということが分かりました。


正義が勝つなんてことは、ドラマや小説の中だけのこと。
だいたい何が正義か何が正しいかも明確に答えられません。

ただ起きたことは事実です。
その事実にどう向き合うかが重要なことです。
当時の状況ををきちんと聞き取り調査し、検証してどうしたら防げたかを考えることこそ一番大事なことだということは間違いのないことです。


事実を隠蔽したり嘘をついたのでは、再発防止に繋がりません。


娘の事故では裁判所が学校側の
「窓の汚れは雨が洗い流してくれるから掃除する必要はない」
という主張を認めていますし、学校側は
「校舎も二階以上の窓ふきは生徒にさせていない」
と言っています。



これからも、雨が汚れを落としてくれるので、二階以上の窓ふきは生徒にさせることはないのでしょう。