父がお世話になっている、介護付き有料老人ホームに入居してから1年が経ちました。

先日、父に会いに行って、元気な姿を生で確認(ホーム長さんのブログで、写真では姿を見ているので)安堵してきたところです。

 

1年経過して、思うこと・・

父は、私の住居から遠方にあるホーム(車で2時間)にいるので、

私の体調が悪く、2か月以上面会が開いてしまう時は、やはり、

ホームが近ければどんなに良いだろうと思うこともありました。

でも、父の1日24時間、365日の生活の質を考えた時、やはり、今以上の選択はなかったと思っています。

今は、認知機能以外は特別心配のない父ですが、もし急変したら・・

ホーム長さんはじめ、信頼できるスタッフさんが全て良いように対応してくださることはわかっていても、自分がすぐに駆け付けることができない状況が想像できて、なんとも言えない気持にもなりました。

そんな私の気持ちを他所に、父は、とても穏やかな良い表情をしていました。

 

面会時、

父から、他の入居者さんのお話をはじめて聞いたので、その変化をスタッフさんにお話ししたところ、なんでも父は相思相愛の恋をしたのだとか照れ

父が認知症になってからお世話になった施設では、男女関係なく仲良くなった方がいても、毎日お互いが’はじめまして’の状態だったので、恋ができるほど重ねて相手を認識できるようになったのかと、これは喜んで良いことなのかと、一緒に面会に付き合ってくれた夫と話しながら帰路につきました車

 

父がホームの皆さんに助けられ、安心して身を委ねられる生活をして、娘に恋バナをするほど子供にかえった?様子を見ていると、働けるときに一生懸命働き、子孫を繋ぐ意味を教えてもらっているように感じます。

 

毎日ヨガ継続中です。

こうして、自分の生活を大切にできるのは、ホームの皆さんや父や周りにいる人々のおかげと感謝を新たにしています。

前回、書きましたように、認知症の父がお世話になる施設探しにはとても苦労しました。

当初は、数種ある施設探しのサイトを利用していましたが、とても遠回りをしたなぁと実感しています。

今、父がとても良いホームにお世話になっていまして、どうやってホームを探したの?って

よく聞かれるので、その方法を書いてみます。

 

1、施設の形態を決める。

私の場合、介護付き有料老人ホーム一択でしたが、サ高住、グループホーム等

本人と家族にとって、どの形態が望ましいのか、、(家族が頻繁に会いに行って、

外に気分転換に連れ出せるのか、本人急変の時、家族がすぐに動けるのか、

施設の方が動けるのか、施設外部に委託しなければならないのか・・等々・・)

介護付きは初期費用が高い印象がありますが、地方に範囲を広げればその心配も

なくなりました。

 

2、都道府県庁HPの施設一覧から、定員数、利用料、開設年月日等、参考にして

候補を挙げる。(例→インターネットで静岡県庁、介護付き有料老人ホームで検索)

http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-240/kaisa/mida08.html

一覧を開くと、住宅型、介護付き含め有料老人ホームの一覧を見ることができます。

この中から、介護付き、利用料等、条件に当てはまるホームをピックアップする。

(一覧には数多くの施設があり戸惑いますが、条件に合うホームは案外少ないので、

数は絞れると思います)

利用料の記載がない県庁(不便なので是非記載していただきたい!)のものは、定員、開設年数から候補を挙げ、ネットで施設名から検索すると、施設の公式HPが大体あります。家族が知りたい内容が記載されているかどうかも家族に寄り添った施設であるかどうかの判断材料になるように思います。

 

3、電話をして、施設長さんから詳しくお話を聞く。(一番大切)

13:30~14:30頃電話するようにしました。質が良く、利用料も工夫されている施設は

施設長さんご自身も、アクティブに介護他に関わられている印象を持ちました。一日の

流れから、この時間帯が一番余裕がある時間かなという印象があります。施設長さんの都合が悪ければ、あとから電話をかけ直してくださいます。

(私にとって、ここが一番大切でした。ここで受ける印象がすべてといっても良いかも

しれません。今、父がお世話になっているホームは、この最初の施設長さんとのお話で

ほぼ決まっていました。)

 

4、見学。

施設自体はどこもきれいで良い印象しかありません。

父のいるホームの見学では、当日、急遽利用者さんの病院への付き添いでお留守だった施設長さんのかわりに、ケアマネさんが案内してくださいました。施設長さんがお帰りになるのを待たせていただいて、直接お話ししました。

 

5、施設長さん、ケアマネさんの訪問。

父のいた介護老人保健施設まで、車で2時間かけて会いにきてくださいました。

離れた施設だと、この訪問のないところもありました。

 

6、決定!

半年から1年くらい空き待ちかもと言われていましたが、特養に移る方がいらっしゃるとのことで、2か月待っての入居となりました。

 

はじめは、インターネットの施設探しサイト何種類かに条件を入れて検索して・・

ということを繰り返していました。(これらのサイトは利用料等が低く記載されている場合も

あり、わかりにくいです。また、このサイトの検索画面からは必要な条件を入力しても

父のいるホームは出てきませんでしたが、ホーム名を検索入力すると、表示されるという状態です。検索機能が万能ではないということでしょうか・・)

 

父の住んでいた町の福祉課のかたに教えていただいたグループホームや、上記のサイトで

見つけた施設等、良いかなと思ったところには電話をかけ、よさそうなところを厳選して

見学に行き、・・

私は見学に何度も行く体力に自信がなかったので、ある程度電話で詳しくお話を伺いました。

ほとんどの施設は、施設長さんが対応してくださいました。

中にはケアマネさん(?)対応のところもあったような気がしますが。

そうこうしているうちに、わかってきたことは、電話で受ける施設長さんの印象が良いところは、施設の入居者さん、スタッフさんの雰囲気、全体の空気感・・も良い印象を受けるということです。良い施設長さんからは、

父本人のことだけでなく、家族(私)のことも考えてくれていることが伝わってきて、

とても頼もしい印象を受けました。これは、例外がなかったように感じます。

このことに気づいてからは、最初に施設長さんと電話でお話をしてみて、良い印象をもったところだけ見学するようにしました。とても少なかったです。

結局、父と私にとって相性の良い施設長さんを探し当てたということかもしれません。

 

父は外出好きでアクティブなタイプなので、外出機会の多い今のホームに決めましたが、

入居する本人によって、屋内で静かに過ごしたいひと、手芸が好きな人等、様々な特色をもつ

ホームがあり、選択肢は色々あることがわかりました。

介護付き有料老人ホームは初期費用が高い印象がありますが、(地方なら?)入居金がゼロ、または数十万円というところもあります。レクリエーションもしっかりしている印象です。

 

父はのどかな田園風景を眺めながら様々な観光名所に外食にと、お仲間と一緒に連れ出していただいています(施設長さんが写真付きのブログを毎日更新してくれるので、父の様子

を日々知ることができます)。

父は貧しい家庭に育ち兄弟も多く、早い時期から仕事について、その仕事を64歳までずっと続けました。父の年金ひと月分の全てをホームの利用料に使うことになるので、ホーム選びにはとても責任を感じていました。

 

私が父のもとに行けるのは1か月に1回くらいです。

以前は気難しかった父が、とっても穏やかで安心しきった表情をしています。

実家のない私ですが、あたたかい人々にもっと会いに行きたい、近くに引っ越したい・・

なんて考えていますニコニコ

久しぶりの更新です。
今の住居で、昨年11月近隣トラブルに巻き込まれ、行政に相談したところ
法律相談を勧められてしまう事態になってしまいました。
本当は、さっさと引っ越したいけれど、、安心して住める住居は簡単にはみつかりません。
この件は、いつかしっかり解決した頃、またここに書けるよう慎重にすすめていこうと
思います。
 
さて、本題です。
 
前回、父を精神科に連れて行き、認知症診断、入院、介護認定を受けるまでを
書きました。
次の難関は、介護施設をきめることです。
認知症が進み、体は自立しているという、徘徊が一番心配な状態で、
私の健康状態も考え、介護施設を探すことになりました。
父自身も、一人暮らしは心細かったらしく、かといって、私と同居も初めから考えていない
ようで、私に任せるからと、以前の強気な父とは一転してしまった姿を前に、
自分のできることは、父にとって最善の入居先を見つけること、と心を決めました。
 
これは想像以上に難航し、入院期間2か月では決まらなかったので、介護老人保健施設
(老健:基本3か月の間に次の行き先を決める)でお世話になるうちにじっくり探すことに
なりました。
入院先のソーシャルワーカーさんがとっても素晴らしい方で、病院のソーシャルワーカー
さんは担当者の上司を含め3人いらっしゃるのですが、連携を取り、今思い出すだけでも
気持ちが暖かくなるような、良いサポートを受けることができました。
ここで最後にアドバイスを受けたのが、父と私にとって、一番良いのは「介護付き有料老人ホーム」ではないかということでした。
父の介護度で入居できる介護施設は、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、住宅型有料老人ホーム、介護付き有料老人ホームのいずれかでした。
介護付き有料老人ホームを勧めてくださった、一番の理由は、今後介護度が進んでも転居の必要がない事、私が体調面から、何かあった時にすぐに関われない可能性もあるということから、入居中の通院、入院にもホームの裁量で(もちろん家族に連絡相談あり)対応していただけることも大きいと思います。
 
でも、父と私の住んでいる町では、介護付き有料老人ホームは、入居金や利用料が高く、
経済的に厳しい。そんなことを考えて、ソーシャルワーカーさんが提案してくださったのは、
地方のホームでした。
正直、地方は全く考えていませんでした。
利用料を考えると、サ高住とかグループホームとか・・足りなければ私が月々援助して・・なんて考え、見学をさせてもらうけれど、どうしても気に入ったところがなくて、気に入ると、利用料が高くて・・と憔悴していた頃、担当のソーシャルワーカーさんは、絶対気に入った施設が見つかりますから、あきらめないでと言ってくださいました。
当時は本当かな・・って信じられない状態でした。最終的に、この時提案されたホームには
決まらなかったのですが、父が入居を決めたのは、私の所から車で2時間弱の地方の
介護付き有料老人ホーム。
私自身が入居したいと感じる、とても家庭的であたたかい、個人経営のホームです。
地方だと、同じサービス内容でも、家賃が違うんですね。あと物価が違うからでしょうか、
管理費が半分です。逆に食事には力を入れてくれているので、少しお高め。
日々の食事は大きな楽しみだと思ったので、食事を大切にしてくれるところが良いと思っていました。
ここにたどり着くのに、とっても右往左往しました。
介護施設を探す仕事が成り立つのではないかと思ったほどです。
後に、施設コーディネーターなるお仕事があることを知りました。
 
「場所は自宅から2時間以内の地方」、「父の年金で収まる利用料」、「介護付き有料老人ホーム」等、それぞれ個々の条件が決まったら、今だから言える、本人と家族にとって最善の介護施設を見つける(私が勝手に思う)最短の方法を次回書きたいと思います。
 
おまけ 介護老人保健施設でのこと
父は、老健で、なぜか他の利用者さんから男女問わず人気があったようです。
面会に行ったある時、父と一緒にいると、その老健では珍しく、ネックレスにピンクの
きれいなセーター、髪はウィッグがつけられた、おしゃれな女性がいらっしゃいました。
(ご家族が毎日お世話にいらっしゃるのかなと思いました)
スタッフの方に、この方はお父様と仲良しで、90歳をこえていらっしゃるんですよ
と紹介してくださったので、お礼を申し上げた後、素直に「おしゃれですね」と伝えたら、
「必死で生きてますぅ~~」とお茶目におっしゃいました。
必死で生きる、若輩者のわたしもそう思うことがあるので、わかる~~っと心のなかで
叫びながら、「とっても素敵ですドキドキ」と尊敬しつつ伝えました。
おしゃれするって、気力がいりますよね。
印象深い思い出です。 
 
 
 

記憶が薄れないうちに書き留めておきたいと思いつつ、時間が空いてしまいました。

 

離れて一人暮らしをしていた父の認知症が発覚して、介護保険認定、最初は自宅で

一人暮らしを続けながら介護サービスを受ける予定だったのですが、医師のアドバイス

から介護施設に入居する運びになりました。

今回は、最初の難関、介護保険認定を受けるまでを書いてみます。

父の場合、介護認定をけるには病院で診察を受け、認知症の診断を受けなければ

ならなかったのですが、父は断固として受診を拒みました。

「お父さんは元気だ!病院など行く必要がない!」

父の住む町の福祉課と包括の方が、様々な予測をたて、入院設備のある病院に予め

連絡を入れ、いつでも受診できる状態にしてくださっていました。

福祉課の方から認知症の父とどのように接すれば良いのか、どのようにして病院に連れて行くのか等、アドバイスをいただきました。

(繰り返し同じことを話すが、否定はしないこと。目的地は別に設定して車の中で説得を

試みて成功例があること等)

 

父の場合も受診説得成功のポイントは、走る車の中で行ったことだと思っています。

https://www.youtube.com/watch?v=6urFKnZFpns

(カツヤマサヒコSHOW とても面白い番組です。)

テレビ番組に出演した精神科医 春日武彦さんも同様のことをお話ししていて、

確信を得ました。(10:07あたりから、ここでは統合失調症の方を病院に連れて行くお話し)

家族だったら、お買い物に一緒に行きましょうと車に乗って、説得して病院へ行くというのが

自然かもしれません。

実行する前は、父に嘘をつくようで心苦しかったのですが、やってみると短期記憶がなくなって

しまう父は、どんな理由で車に乗ったのかも忘れてしまっていたと思います。

お父さんは元気だという言葉は否定せず、元気なことを証明してもらいに病院へ行こう

と話してみました。

あの時は必死で、会話の内容はよく覚えていないのですが、やはり、車に乗せてしまったのが

良かったのだと思います。

 

受診の結果、認知症はもちろん、糖尿病もあり、その日から即入院(内科精神科併設の

病院)となりました。

こうなることも考えて、福祉課の方は受診先を決めてくださったのだと思います。

入院中に介護認定審査もスムーズに運び、認定を受けるに至りました。

全ては福祉課と包括の方の段取りのおかげです。とても有り難かったです。

父に受診してもらうまでが最大の難関だと思っていましたが、この先もっと(私にとっての)

難関がありました。

そのお話は、長くなるので、また次回書いてみます。

 

春日武彦さんとても魅力的な方だったので、ご本を読んでみました。

面白かったです。

 

 

異変に気づいたら、早めに相談を・・

父の認知症発覚から1年経って、あの時ああすればよかったとか、
専門家のアドバイスのここがとても助かったとか、繰り返し行ったことで
実感したこととか・・書いてみます。

父の認知症発覚から10か月位前のことです。
父と電話で話をしていて?と何か変化を感じながらも具体的に行動に移せなかったことを
後悔している点です。
少しでも異変を感じた時に、父の住む町の福祉課や地域包括センターに電話して
相談すればよかった・・ということについて。

父と私は数年、事情がありほとんど直接会うことができない状態でした。
電話で時々話をしていましたが、いつも元気で、父がどれだけ元気なのかを聞くことが常
でした。父の元気自慢はずーっと前からです。
電話で話していて、おかしいな?と感じたのは次の2点です。

1、きれい好きな父が、ゴミをためてしまっている。
2、当日朝に観たテレビの番組タイトルを言えない。(出演者が誰でどんな内容だったかも)

ゴミに関しては、以前の父のきれい好きなイメージから、ゴミがたまっているといっても
せいぜい4~5袋部屋の隅に置いてあるくらいかなと勝手に決めつけていました。
父の町のゴミの日をネットで調べて、今日はゴミの日だから出してくださいと電話して、
父が出せたよ~と嬉しそうに話していたので、安心したりしていました。

でも、父がゴミを部屋に置いているなんて・・と不審に思って、もしかして認知症とか
あるのかな?とかなり疑って色々会話をしてみたのですが、全然しっかりしていて、
大丈夫だね・・と結論を出していました。

2点目について、認知症の特徴的な症状として、短期記憶がすっぽりなくなってしまうと後に
学んだのですが、その時はわからず、当日朝に観たテレビ番組については全く答えることが
できなかった父に、どうして?と少しだけ気になりながらも、大きな問題ととらえることが
できませんでした。

今回お伝えしたいことは、
高齢の親が一人暮らしをしていて、少しでも異変を感じたのなら、住んでいる自治体の福祉課
や地域包括センターに相談してみてはということです。
これは、自分の親に限らず、近所の方でたとえご家族がいらっしゃる場合でも、なにか異変が
あったら、連絡してみてもよいのではないかと感じます。
私の住む自治体の包括センターのホームページには躊躇せずに相談してほしいと記載されて
います。

早期に動けば、結果が変わるかもしれません。
家族だけで対応したいと言う人もいらっしゃるかもしれませんが、
認知症に限らず、困難を抱えた高齢者を家族だけで支えるのは難しいと感じます。
気にかけてくれる近所の方がいるだけで(日常直接手を貸すことはなくても)、
本人や家族は助かることもあるのではないか・・と思っています。

父の場合は、お金をおろしに行った銀行で、異変に気付いてくれて、町の福祉課への通報
がきっかけで事態が好転しました。
通報してくださったことにとても感謝しています。