広島・安芸郡にあるMagical Factory「占い美飛ーはるひ」店主、安芸の国の魔女 Re:birth healer HALFI（美飛）です。
明日はバレンタインデー。
意中の人や恋人、旦那様へチョコを用意して渡すという方も多いでしょう。
特定のお相手の居ない依頼者様からよく
「運命の相手とは何時で会えるのでしょうか？」
という言葉を投げかけられます。
皆さんの思う「運命の人」って、昔から言われている「手の小指から繋がっている赤い糸のお相手」の事だと思うのです。
実はこの「小指に繋がっている」というのは日本で言われている事で、中国や東南アジアでは「いつか結ばれる男と女は、足首を赤い縄で結ばれている」と言われているんだそう。
・・・赤い縄。それも足首。
全然ロマンチックじゃない（笑）
魔女さん的には赤い縄+足首と聞いて、運動会で見られる二人三脚が頭に浮かんだんですが、まあ、あれも息がぴったりでないと速く走れないので、ある意味ありなのかなぁと思ったり。
さて、話は戻って、この運命のお相手。
沢山の恋愛相談を受けてきての経験ですが、運命のお相手だとわかる時は不思議とクリアにお二人の未来が見えるのです。
出会って間もないお二人であっても、結婚して家庭を築いていたり、結婚という選択を選ばなくても、ずっと二人寄り添っていたり。
そして、お二人の前世での繋がりも見える事があります。
去年の夏頃、ある男性から「はじめて会った筈なのに、彼女の事を知っている気がする。というか、見覚えがあるんです」というご相談をいただきました。（ご本人様から掲載の許可済みです）
その男性曰く、女性とはお付き合いに至るまで全く面識がなく、生まれ育った場所も離れていて、どこかで会ったという事も難しいと言います。
また、お相手の女性も男性の育った土地に行った事もなく、二人が出会っていたという可能性は低いのです。
男性は見目が良いので、恋愛に対しては受け身でドライだったのですが、その女性に対して他の異性に関わる事への嫉妬や、彼女に対する執着といった、今までになかった感情を持つ事にも気が付いたそうです。
そして、お相手の女性は元々恋愛に対して身構えてしまったり、少し冷めた感覚だったのですが、男性に対しては今までの恋愛観が180度変わってしまったそう。
お二人の共通点は、年齢が同い年なだけ。
「あ。前世からの繋がりだ」
お二人を鑑定した時、まず浮かんだのはお二人の前世での繋がりでした。
残念ながら、前世では結ばれる事が出来なかった二人が、今世で出会って惹かれ合った。
その内容をお伝えすると、男性はすとんと腑に落ちた様子でした。
「もし、もう少し早く出会ってたらどうだったかな」
そうですね。
運命の相手であればそう思ってしまいますよね。
お互い今は落ち着いた年齢になっているので、早く出会っていれば、違う人生だったかもしれない。
二人仲睦まじい夫婦として、今よりも長い時間を一緒に過ごせたかもしれません。
だけど、運命の相手との出会いは、自分ではタイミングを決められないもの。
運命の輪がぐるぐる回って、お互いの歯車が合った時に、はじめて「この人だ」と気が付くんです。
ご縁のある人とは、同じ世代に生れ落ちた瞬間、運命の輪が回りはじめます。
出会いは偶然と必然の中から生まれますが、その中で運命の歯車がぴったりと合うと言うのはなかなか難しい事。
その分、合った時にはお互いがお互いを求め、赤い糸によってしっかりと結ばれるのでしょうね。
必然と偶然の中で、お互いに出会った時に「この人だ」とわかるのかもしれません。
運命の歯車がぴったりと合う相手との出会いは中々難しくても、素敵な出会いの種は誰でも持っています。
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