昨日、毎年恒例の一向一揆追悼式が白山市鳥越地区で行われました。


 毎年、戦国の世に加賀一向宗・山内衆と呼ばれた信心深い最強の門徒衆と、佐久間盛政率いる織田軍が戦い、多くの犠牲者を出した鳥越城と二曲(ふとぎ)城のある鳥越地区の方々が供養祭を行っています。


 それも、皆さんの御先祖である門徒衆だけではなく、敵であった織田軍将兵の供養も供にして下さるのです。仏に帰依して亡くなった御先祖を持たれる皆さんの寛大な心が素晴らしいと思いませんか・・・・


 そこに私が織田方の代表として参加させて頂いて10年になりましたが、その追悼式も28回目になります。我が家と同姓の柴田勝家の武将が、城将として討死にしたと地元の記録にも残されています。恐らく先祖の一人だと思われます。


 今年も何か、大きな責任を果たしたような清々しい気持ちになって帰って来ました。


 毎年、鳥越の皆さんには感謝しています。有難うございました。