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 高野山・奥ノ院の中の橋駐車場から弘法大師御廟を先にお参りしました。


 薄暗い燈龍堂の中は、読経が流れて大変荘厳な気分になります。参拝客で混雑していました。すぐ近くに「春日局及佐久間将監墓所」と書いた標柱が立っていました。それらしい二つの五輪塔がありますが、文字は書かれていませんでした。


 そこから参道を戻り中の橋まで行くのですが、その両側には杉木立の中に数千基の墓石が立っています。


 中の橋のたもとから奥の方に大きな古い五輪塔が見えましたので、もしかと思い行くと「柴田修理勝家墓」と書いた標柱がありました。そこの大きな五輪塔が勝家の墓のようです。本当に偶然に見つけたのです。 何かに引かれたような不思議な気がしました。


 持って行った花を添え、線香を上げた後に周りを捜すと、「信州飯山・佐久間家墓所」と書いた標柱が少し遠くに見えました。参道から二段ほど登った所です。大きな二つの五輪塔を囲むように十数基の墓が立っている一画でした。


 その中心の大きなものは、安政と奥方の光寿院の五輪塔でしょうか・・・・


 残念ながら戒名は読めませんでした。