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 「七村御講」の事はブログで紹介していますが、その金沢・森本地区に伝わる文書群を石川県立史料編さん室が調査しています。 その内の書状四通に教如上人の花押が確認されたそうです。


 その内容は、森本地区旧七ヶ村の石山本願寺に対する金銭的な支援に対する感謝状だとの事です。


 書状の年代は定かでないそうですが、文章の中に藩政期以前に使われていたとみられる黄金の数え方が用いられているそうです。これから、この書状は石山合戦の頃に送られたもので、旧七ヶ村が石山本願寺に加勢していた事の根拠となります。


 その他の書状の中には、藩政期から明治期にかけて東本願寺から発給されたものも多いそうで、今後の専門家による研究に期待されます。


          

                 北國新聞より