昨日1日チームメイトに「今日はYushiとは話してはいけない」と言われたどうもYushiです。
チームメイトはもちろん冗談ですが…
「真珠湾攻撃」
7日 Game day
VS Fort Wayne Komets 4ー5敗戦
個人的には1アシストでしたが、ビックチャンスもあり、1チャンスを生かせるプレーヤーにならなければいけないと思います。
試合前に国家が流れる前に「真珠湾攻撃」で亡くなった人たちに黙祷を捧げました。
この会場にはほぼアメリカ人の中に、私、1人だけ日本人…
私が生まれる前の事かもしれませんが…少し心に痛みを感じました。
心の中で「もうこんな事が起こらないように」と祈りました。
そしてアメリカという国でアイスホッケーを出来てる事に感謝しました。
この時代に生まれたから関係ない…それは違います。
この時代に生まれたからこそ、忘れてはいけない。
チームメイトに面白いおかしく言われました。
「Yushi、カミカゼみたいにガンガンいけ」
正直イラッとしました。
しかし言われても仕方ない。日本人に生まれたのだから。日の丸を背負ってるのだから。
でもやはりよい気はしませんでした。
試合後アメリカの軍隊に向けて、感謝の意を表しアメリカ国旗が描かれた写真に「Thanks you」と自分達のサインをしました。
私は「I’m sorry 」と書いた方がいんじゃないかとチームメイトに言いました。
キャプテンは「Yushi、君がそんなに心を痛める必要はない」と言ってくれましたが…
私は絶対に忘れてはいけない歴史だと思います。
終戦後、多くの人の努力により今の平和な環境があることを忘れてはいけません。
真珠湾攻撃があったから、広島、長崎に原爆が落とされ大勢の人が亡くなりました。
小学生の頃、広島平和記念資料館に行きました。
あの時の衝撃は今でも覚えています。
前回も書きましたが、今生きてることは当たり前ではない事がさらに心に響くのではないでしょうか。
この戦争で亡くなった方々の人生を背負えますか…
生きたくても生きれなかった。
好きなことしたくてもできなかった。
今生きていながら、大好きなアイスホッケーをアメリカで出来ている事に感謝し、そんな人達の人生を背負って明日も1日戦おう。と決心した1日でした。
平野裕志朗