手紙 | 性春日記

手紙

初恋の人からくうさんへお手紙が届きました。

---------------

くう、元気?

もう彼氏にメガネをかけさせる衝動は治まりましたか?メガネをしてなきゃ男じゃないと言っていたくうをなつかしく思います。

泣きじゃくるくうに、おれが「もうおれをこれ以上苦しめないでくれ」と言って別れを押し通したあの日から、もう4年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。

この手紙を書いたのは、特に用事や理由があるわけではないんだ。ただ昨日友達と会ってくうの話題が出たから、ひさびさに思ったままでも何か書いてみようと思って。びっくりさせたかな。

今さらだけど、おれはあまりくうのことを分かってあげられなかったなぁと思っています。寂しがりだったくうに「寂しさは気の持ちようだ」と言って冷たく突き放していたし、「もっと強くないと疲れる」とよく言っていた記憶があります(でも強い女は嫌いなんだけど…苦笑)。本当はおれも自分に余裕がなかっただけで、弱いところも好きでした。

そういえばくうにとって、おれが最初の彼氏でしたね。だからか、最初のころのくうは、かなり猫をかぶっていたように思います。最初のころは、少なくとも「ねぇねぇ、のどぼとけ触らせて♪」などと言えなかったはず。今では勝手に触るぐらいになっているんでしょうね。

付き合ったばかりのラブラブだったころ、くうはいつも「ずっと一緒にいようね」なんて言っていましたね。おれは「それはわからない」とか答えていたけど、その返答に不満げな顔をしていたくうをよく覚えています。まだ恨んでいますか?

おれはくうと付き合えてよかったなぁと思っています。ストレスを感じたときに、まるで何事もなかったかのように自分をコントロールするのも、くうのおかげで得意になりました。どうもありがとう。

いろいろ書いたけど、おれはそんなくうのことが好きでした。これからもくうらしさを失わないよう、あと、そろそろ顔だけで男を選ぶのはやめて(笑)、誰かと幸せになってください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. おれと付き合った過去をみんなに隠しているって本当ですか?