漫画家がストーリーを改変した理由 -反戦・放射線障害-
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2010-06-02 12:27:44 テーマ:アイテム
漫画家がストーリーを改変した理由 -反戦・放射線障害-
テーマ:アイテム
2010-06-02 12:27:44
漫画家がストーリーを改変した理由
漫画家 出版社 就職で調べると、漫画家が出版社に就職するのではないという現実も読み
取れますが、
有名漫画家(医師免許保持者)が、反戦テーマで、放射線障害を扱った作品について、
担当から、(出版社を含めた軍産複合体組織=客先にとって)都合が悪くなる
(おろそかには扱えない)為、改変して欲しいという意見があっても不思議ではない
とも受け取れ、
そういう内容の作品が復刻、再販されないことから、ある意味において、言論統制の一種である
(表現の自由と矛盾している)
とも受け取れます。
また、
軍産複合体組織が、放射線などにより、あらゆる兵器や病を作り出しているからこそ、
情報を隠すことで、病理・反戦に興味を持たれない様に、こういった作品を復刻、再販させ
ない
とも受け取れます。
※放射線障害≒癌 (検:放射線障害 癌)
火の鳥 公式ガイドブック(監修:手塚プロダクション 発行:ナツメ社)
P38,39 「羽衣編」は意外な理由で変更
P40 続「羽衣編」だった『COM』版「望郷編」
より引用
...未来から平安時代に来たおときが自分の産んだ赤ん坊を殺そうとする理由が、単行本では
「未来人の産んだ子孫」だからなのに、初出時は未来の戦争による障害者だからということに
なっているのだ。手塚治虫はその理由をこう語っている。
「なぜこれ(『COM』版)が復刻、再販されないかというと、内容の中心がもっぱら核戦争の犠牲者
を中心とした反戦テーマで、中に放射線障害を扱った部分が強烈に出てくるからです。
ごぞんじのとおり、こういったテーマは、おろそかには扱えないものです。」
(『火の鳥』雑誌版総集編より)。...
...「望郷編」だが、...そこではある星を、クローン人間の住む第二の地球に仕立てた宇宙土木業者と
娘の時子が、その星で起きた核戦争で被爆。時子は四次元航行装置で過去に逃げ、子供を連れて
戻ってくる。これが「羽衣編」で生まれた赤ん坊で、「マンガ少年」の「望郷編」ではこの子が、
不定形生物と人間との混血種の少年・コムとして登場することになるのだ。
つまり、被爆による障害を扱ったために「羽衣編」も「望郷編」も描き変えざるをえなくなり、
両者のつながりは切れてしまったわけである。そして「マンガ少年」版「望郷編」の単行本化に
あたっても大がかりな改変がなされているのだが、さすがに多すぎて書ききれない。
(引用終わり)
