親と子の信じ込みの遺伝は、母親と子だけの間に限ったことではありません。
もしあなたが男性だったとして、お父さんも自分も前立腺にトラブルを抱えているとしたら、お父さんの信じ込みをあなたが受け継いでいるかもしれません。
前立腺は男性にしかありません。
男性特有の臓器、部位にトラブルがあるということは、父親もしくは祖父など自分にとって威厳の強かった人に対して、怒りを持っているということが言えます。
ご主人が前立腺にトラブルがあるとしたら、ご主人とお義父さんとの関係はどうだったでしょうか。
幼いころに経験したこと、言われたことなどが信じ込みとなっています。
たとえば
「女性は男性の言うことを聞いていれば良い」
という信じ込みを持っている父親がいるとします。
そのことによって子供の頃、父親によって母親が殴られたり暴言を吐かれる、いわゆるDVを受けているのを何度も見た。
それを黙って耐えている母親に対し、自分は何もできなかった。
でも父親に逆らう勇気もなく、父親の言うなりになっていた。
その父親に対する怒りや恨みが忘れられず、前立腺にトラブルを引き起こすのです。
父親も前立腺にトラブルがあるのであれば、同じ思いをして信じ込みを作ってしまったという可能性があります。
そして男尊女卑の家系は、男性も女性もどちらも意識レベルが低いと思われます。
男性のほうは無価値感があるから自分を無理に上に立てているし、女性のほうは虐げられて恥や無気力を感じている。
見ている周りは助けられない罪悪感でいっぱい。
こういった信じ込みは代々受け継がれていき、男性は家族以外にも高圧的な態度や言葉を発してしまうかもしれない。
それによって、人の信用を得られなくなり仕事やお金の成功を失ったりするかもしれません。
当然家庭では妻や子供からも疎まれ、次第にどこにも自分の居場所がなくなっていく。
そうすることによって、自分の父親に対する怒りを伴った前立腺をはじめ、いろいろな病気を発症していくことになります。
そして何が起きるかわかります?
家庭や職場以外の場所、いわゆる病院に、自分の居場所を作るのです。
そう考えてみると、日本の男性は無価値感がある人が多いのではないでしょうか。
日本の軍隊の上官も、職権を振りかざしては言葉と身体の暴力を行っていましたよね。
海外の戦争の歴史をみても、勇敢な指揮者は自ら戦地に赴いて、真っ先に敵陣に乗り込み、部下の士気を高めていましたよね。
自信があり勇気があり、自ら進んでという高い意識レベルでいたので、部下もついていくし結果もついてきたのでしょう。
でも、日本の指揮官はそれこそ指揮を執るだけで、戦地や乗り込みは部下に行わせているスタイルが多いのではないでしょうか。
指揮官を失っては誰が指揮を執るんだ、ということもありますが、自ら進んで行けない恐怖、自分は負けられないというプライドという低い実現しない意識レベルにいれば、部下も結果もついてこないという現象を引き起こします。
現代の上司と部下に置き換えてみれば、わかりやすいと思います。
あんな親になりたくない
ダメな親を見て子供はそう思います。
でもそう思えば思うほど、現実はその親と似たような道をたどることがあります。
それは脳の働きです。
なりたくないという問題回避、自分はどうしたいという意思がないプロセス型、こんなふうに生きていたら自分の居場所がなくなるという生存欲求、そして「なりたくない」という願望が現実を創り、事態を改善させることなく同じことを繰り返してしまうのです。
男同士で腹を割って話すのはなあ、、、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一度父親に話を聞いてみるといいと思います。
実は自分は今、こういうトラブルを持っている。
そして父さんも同じような悩みやトラブルがあったでしょう?
これには同じような思考や信じ込みが作用しているらしいんだ。
自分は病気を終わらせたいし、家族とも仲良くしていきたい。
だから少し父さんの話を聞かせてくれないか。
そう声をかけてみると、もしかしたらお父さんは話をしてくれるかもしれません。
もし亡くなっているのであれば、記憶の中のお父さんに話しかけてみることをおススメします。
そしてお父さんとあなたの記憶をやり直すことによって、病気も終わり、望ましい状態を手に入れることができるのです。
男性だからこそ、トラブルを押しのけて自分一人で我慢してきたということもあるでしょう。
今まで一人でお辛かったことでしょう。
新しい人生のスタートは、今からでも遅くはありません。
早ければ早いほど、望ましい人生は早く訪れます。
ご興味があればぜひ、個人セッションでお話をお聞かせください。
個人セッションは初回無料ですので、気になったらお気軽にご相談くださいね。
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