昨日
「自分はこの先、どんな人でいるのか向き合ってみてください」
とお伝えしました。
なかなか一晩では答えが見つかりませんが、そういう問いかけを自分にすると、脳は必ず答えを導き出してくれます。
日々あきらめずに問いかけをしてみてくださいね。
さて今日は、あなたが摂食障害をやめない理由に迫ります。
「やめられない」のではなく、「やめない」のです。
「やめない」にはそれなりの、何らかの理由があるのです。
まず、考えてみてほしいのが、あなたが摂食障害をやめたら、どんなメリットがあるでしょうか。
食費が下がる
時間を無駄にしないで済む
心が穏やかになる
罪悪感がなくなる
病院や薬代がかからなくなる
学校や仕事に戻れる
などがあると思います。
では逆に、やめたらどんなデメリットがありますか?
???
デメリット?
止めたらいいことだらけじゃない?
そう思いますよね。
ですがこのデメリットこそが、あなたの「やめない」理由なのです。
私の過食嘔吐をやめるデメリットはこうでした。
まともに食べたら太ってしまうかもしれない
今の体型を維持できないかもしれない
スタイルいいねと言ってもらえなくなる
ストレスのはけ口がなくなる
食べて吐く快感が味わえなくなる
背徳感たっぷりの甘くて高カロリーのパンやお菓子が食べられなくなる
悲壮感に浸れなくなる
見つかるかもしれないというスリルが味わえなくなる
などでした。
あなたにもこんなデメリットはないでしょうか。
もしかしたら、メリットよりも多いかもしれません。
ではこのデメリット、いわゆるやめない理由は、あなたにとって本当に必要なものでしょうか。
まともに食べたら本当に太ってしまうのでしょうか?
本当に今の体型を維持できないのでしょうか?
誰にスタイルいいねと言ってもらえなくなるのでしょうか?
前提に食べたら太る、という信じ込みがあるんですよね。
だから、食べて吐けばチャラになると思っている。
スタイルを褒めてもらうのは、何のために褒めてもらうのですか?
誰に褒めてほしいのですか?
今どきスタイルをどうこう言うのは、セクハラですよね。
それに、やせていることとスタイルがいいことは、イコールではないですよね。
これまでのあなたの信じていたことは、本当にそうなのでしょうか。
ダイエットの神話は出ては消え出ては消えして、どれが正解かわからない。
もはや正解なんてなくて、自分で自分なりの方法を見つけていくしかないと思っています。
そして、食べても太らない体を手に入れるには、あなたの思い込みや、セルフイメージを変えていけばいいのです。
あなたは自分がどんな人でいるか、変えられないと思っていませんか?
今の自分は、誰が決めた自分ですか?
脳の働きを味方につけて、なりたい自分に今すぐなろうじゃありませんか。
望む状態になろうじゃありませんか。
あなたはなれます。
精神論も根性も必要ありません。
今の自分のままで一生居続けますか?
それとも、望む自分で生きていきますか?
どちらでも自由。
あなた次第です。
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