人間って、暇だとろくなことを考えない、ろくなことをしないって、昔から言いますよね。
私、それってあながち間違っていないと思います。
それと、雨の夜とか寒い日とか、お天気がいい日は絶対に考えないようなことを考えるのは暗い日だったりしますよね。
私、実験をしたことがあるんです。
どんな時に過食をするのかの実験。
平日、仕事中の急な予定変更とかイラっと来ることで過食のスイッチが入ることがあったけれど、休日の過食のスイッチは何なのかを検証しました。
そしたら「退屈だから」だったんです。
退屈だからお酒を飲んでしまう。そうするとつまみが欲しくなる。
今日は休みだからいいか、というゆるモードになる
そして食べ過ぎる
で、「あ、これはいかんいかん」となって吐く
そしてまた飲み始める
小腹を満たす
小腹のつもりが止まらなくなる
お酒のまひも入って満腹中枢壊れる
食べる
吐く
を繰り返すわけです。
単にヒマなんです。
忙しいとか、やることあったら、こんなことしてないんですよ。
人といたって、吐くときは吐くけど、よくよく考えてみたら暇つぶしに過食嘔吐してたな、と気づいたんです。
しかも、ダラダラとワイドショーとか食べ物の番組とか、延々と観まくってる。
人と話すこともつながることもない。
休みだからいいと言えばいいけど、もてあましているのは時間ではなく自分だったんですよ。
何をしていいのかわからない、だからとりあえずテレビをつける、ビールを開ける、何か食べる、スイッチ入る、ルーティーン開始のループになっていったわけです。
そう考えると、趣味って必要だと思うし、人とのつながりも大事だな、と思います。
外に出ることも大事だと思います。
いつもはしない、できないことをする。
例えば久しぶりの友人にLINEしてみるとか、すっぴんでも気にせず近所を散歩してみるとか、自分からアクションを起こしてみるって大事だと思いました。
ゆっくりする時間と、暇は違うんですよね。
ムリに時間を埋めるというのではなく、暇ゆえのよからぬ罠にはまりそうになったら、自分から何かを行動してみる。食べること以外の、他の行動。自分の身に残る、糧になる行動というのかな。実験という意味では、残るけれどね。
スモールステップの繰り返し。小さな気づきがやがて大きな気づきになる。焦らずじっくりやっていこう。