梅雨の蒸し暑い日が続いています。
蒸し暑いのは心身に負担がかかって辛いから冷房をつけますが、
今度は冷房で身体が冷えて辛い。
毎年、この狭間で揺れます。
私は他県に住んだことのない生粋の熊本県人ですが
未だに慣れません。
その分
着る服や食べ物等を工夫して
夏の醍醐味を楽しむつもりです。
昨夜、「気軽にお喋り会」でお会いした方は
同じ熊本出身の方でした。
その方は、県外に出たことで
熊本の気候の激しさを実感したそうです。
夏は蒸し暑くて
冬は底冷えのする寒さ。
この気候が
熊本県人の気質「肥後もっこす」を作るんでしょうねぇ
としみじみ話しました。
調べたら
津軽じょっぱり、土佐いごっそうと共に
「肥後もっこす」は日本三大頑固の一つだそうです。
日本三大頑固!
そんなものがあるとは、知らなかった
「肥後もっこす」の説明を読むと
なるほど~当たってる~と思える点がいくつもあります。
やはり
環境が人を作りますねぇ。
土地、地域、家族という様々な単位の環境の影響を受けて
人は育っていきます。
私は、家庭から児童館、小学校、中学校、高校、大学と環境を広げていきましたが、小学校で転校した時や大学に入った時に、こんなに土地の違いが言葉や気質の違いになるのか、と驚いたのを覚えています。
特に、小学校の時はその土地の方言が分からず、言葉の違いを笑われたこともありました。
でも、部活に入って友だちが増え、少しずつ馴染んでいきました。
大学の時は、違いを楽しんでいたと思います。
児童館に通っていた時は登館拒否した私が、時間が経つにつれ
感じやすいながらも対応できるようになっていきました。
教員として社会に出て、世代も違うたくさんの人と関わるようになったことは、新たな試練でした。
素の私では対応できず、鎧をつけないととてもとてもやっていけませんでした。
試行錯誤しながら
私は、少人数でじっくり関わる方が向いていることが分かりました。
神経の細やかさが
特別支援学級で出会った障がいを持つ子どもたちとの関わりでは
大いに活かせました。
子どもが大好きだったから
試行錯誤して、工夫して来れたのだと思います。
今思い出しても
よくやってたなぁと思います。
もう、二度とできない身体になりました。
今は、自分でいることの心地よさを知ってしまいましたから。
でも、あの時の体験があるから、今の私がいます。
はじめから、「できない!」と投げ出すのではなく「やってみよう」とチャレンジして、根気よく結果が出るまでやり続けたことは、今でも財産になっています。
大人数との関わりが苦手ながらもやってみたことで、私でもやれる部分ややれる方法があることが分かりました。
頑固さが、頑なさになって自分を苦しめたこともあったけど
頑固なお陰で、自分を守り、結果を出してこれました。
濃密な体験のお陰で、ちょっとやそっとでは動じない私になりました。
ありがとうーーー 過去の私
「よくここまで生きてこれたよねぇ。」
これも県民性なのか、アルコールに強い者どうし
その方は一番搾り、私は檸檬堂のレモネードを飲みながら
昨夜、そんなことを語り合っておりました。
必要な時に 必要なあなたに 届くように
愛と 光と 祈りを 込めて
では、また
こんなことをやっています