MUD マッド | 下目黒ミチルのブログ

MUD マッド

お久しぶりです。

僕はなんとか生きています。

毎日慌しい日々ですが、息はしていますのでご安心を。(誰も心配はしていないか)

大学のメインの試合も終わって一息つきたい所ですが

またまたメンドクサイ事が舞い込み、慌しく動いています。

専門学校の試合も来週あるというのに、また定期試験も目前ですし

そしてブラック企業とも折り合いが悪いですし・・。

いいこた無い。


でも、健康で生きていますから

よしとしましょう。


さて、悪い事ばかりの人生でもないです。

すごく良い映画にも出会えました。


これです


MUD マッド

アメリカ中南部、アーカンソー州の田舎町が舞台。映画にでも撮られなければ誰の記憶にも残らず、ただぼんやりとそこにあるだけの、時代から取り残された田舎がそこにある。映画の中で重要な風景となる川は、何かをそこに運び込み運び出してくれるものでありながら、しかしその源やその先を見晴らしよく見せてくれるわけではない。  「その後」を胸いっぱいに抱えた若者たちにとってそんな場所で生きていくことは、何ともやりきれないことであるだろう。そのまま川べりで干からびて永遠に続く諦念のかけらとなるか、時々川を濁らせる泥になって川底にうっすらと堆積していくか、そのどちらかの未来しか見えず、そうやって生きてきた大人たちが目の前にいる。その風景と彼らの姿をじっと見ていると、息がつまりそうになる。そこには単なる「死」があるだけなのだ。  しかしもちろん、何もかもが自由に流通して見晴らしのきいた現代社会にも、どこかこの映画の閉塞感がぼんやりと貼りついているように思う。この目くるめく情報の流れは、われわれをその先に運び出してくれるものだというよりも、今この場所へとぼんやりと押し込め続ける何かとして機能してはいないだろうか。この映画を観ているうちに、世界から見捨てられたアメリカの田舎で暮らす人々こそ私たちのことだと思うようになるだろう。その時、私たちにとって何が必要か、この映画の中にそのヒントが転がっている。

YAHOOより


いやー、良い映画でした。

僕の好きな青春もの。

主演の子供たち2人の設定は14歳。

また甘酸っぱい年齢ですよね。大人と子供の中間。

子供から大人へ。

その時期に出会った人や、その時期に起きた事って

自分の人生にとっても大きな事ですよね。

僕も振り返れば14歳の時期に起こった出来事があるからこそ

今の自分が出来上がっています。

その時期に強烈なインパクトをもった大人と出会っていたらどうなりますか?

少なくとも人生は変わります。

今回の映画はそういう映画なんですよね。


スタンド・バイ・ミーの様な味がある映画です。

でも正直、スタンド・バイ・ミーと大きく違うのは

今回は少年たちと若者ではなく

少年たちと犯罪者のほろ苦い夏

そこが違いますよね。


そしてスタンド・バイ・ミーは第三者目線(大人になった自分がかえりみる)での描き方に対して

今回は少年目線。

そこが大きく違うところなんでしょうね。


でもよかったー。

あの揺れ動く時代の心情がよく映し出されている。


点数 91点

マイナスポイントは犯罪者を追う殺し屋が弱いし、迫力なし!

迫力ないし、演技も下手、悪役の親玉も悪い人ではなく

解釈の違いだけの普通人。

僕も悪役の親玉の行動は悪いとは思わない。良いとも思わないけれども。。。

ツタヤでDVDレンタルしていますので是非