世界平和は一家団欒のあとに〈8〉恋する休日 (電撃文庫)/橋本 和也
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【柚島の誕生日を控え、美智乃にそそのかされた軋人はプレゼントを用意する。
一方、柚島はいつも守ってもらっている軋人になにかお礼をしたほうがよいかと美智乃に相談を持ちかける。
そして美智乃が暗躍した結果、軋人と柚島は郊外の大型ショッピングモールでデートらしきことをする展開に！？
そんな折、星弓家を訪れていた軋人の祖父・大三郎配下の煉次が不穏な動きを見せる。
大三郎の亡くなった妻、織花と浅からぬ縁があった煉次は、過去の自らの想いと行動になにか思い残しがあるようだが。
過去と現在の恋が交錯するシリーズ第８弾。 】
デートというか警察からのお説教というか。
■ 感想とか色々～
軋人と柚島さんのデート！ と思いきや しっかり美智乃さんのお話もあったり。（これで恋愛話が出てないのは七ねえだけでは……？）
初っ端から色々アレレですし結局夫婦（笑） な感じがしないでもないお二人。とりあえず念願の膝枕……！ と思った。
可愛いのは可愛いし、その可愛さが楽しくもあるんだけど、なんか……普通？ という感じも。
地味な良さが前面に来たから引きこそしないがショッピングモールって！ いやいいんだけどショッピングモールって。人多いじゃん。
煉次さんはカッコよいよー じーさま素敵ね！ と思わず思っちゃった、素敵な老紳士！
でもじーさま老いたね、と思わず思ったのも事実だったり。かつて若者だった自分が出来なかったことを、今現在若者である人達にやり遂げてもらおうなんざわたしからすりゃ老いの証拠なんだけども。ああ、老いることが悪いんじゃないよ。老いは老いでしょ。歳だけを重ねる老いならごめんこうむるが、歳と一緒に重ねるなにかがあるならきっと物凄く面白いと思う。
それに、忠告だけなら老いではなく経験者だった、とも思う。
思い知ってもらう、は大好き。傍にいるべきだ、にも頷きます。
ひとりぼっちとひとりぼっちでふたりぼっち、も好きー。
でも煉次さんの孫は煉次さんのお嫁さんの孫でもあるのよー。
初恋の人のため、だけならそれは煉次さんの人生だもの好きに為さい、だけど、双方の孫まで巻き込んだらそりゃ話も変わる。
そういう……なんていうのかな、いつだったか、キシトの初恋話のときと似たような……独り善がりみたい……なの。あー、別に、怒ってませんよ。煉次さんかっこいいし嫁さん出てこないから解らないし若干上から目線なのが気に入らないっちゃ気に入りませんがじーさまは守られることに慣れれば宜しいと思う。
元勇者と元姫さまの夫婦喧嘩は最後繋がったから傍迷惑な夫婦だなあと微笑ましく思ったねえ。
しかし美智乃さんはいい趣味してると思うよ…… いやじーさま結局かっこいいもの（笑）
いい女を放っておかないのがいい男の条件ならその逆でもいいんじゃない？ お孫さんは今後出てくるのかしら。どちらにしても美智乃さんが恋に浮かれている姿は上手く想像できないけど。
ゆずさんといい美智乃さんといい女性陣はなんだかんだいって確りしてるよなあ……枯れ尾花に怯えていたゆずさんも可愛かったですがお酒飲むと最強になりそうなので軋人は十分気をつけて……というかきっとゆずさんはパッチテストで肌真っ赤になったんだろう……。
そして世界平和あんまり関係ない上に一家団欒でもねえ！（お父さーん！！）
ゆずさんの回復レベルが上がってたり。
相変わらずの後書きクオリティ。
イラストレーターはさめだ小判さん！
ゆずさんが意外に脚出すタイプだった。
私服……もうちょっと可愛いほうが……いいな……。
機嫌が悪いときは雪だるまのカップを使えばいいと思う。
世界平和は一家団欒のあとに〈7〉ラナウェイキャット (電撃文庫)/橋本 和也
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