黒輪 ビビコ
幻燈倶楽部 1 (1)


え、うん、そのまんまのお話でした。
裏の粗筋、りぴぃとあふたぁみぃ。

要は、新しいものが溢れた時代、骨董品が蔑ろにする人間に対して怒り沸騰、
仮の体をもらい受け、扱いの悪い奴らに復讐をしようとするお話。
悪役は獅皇会。
正義は……すいません忘れました。幻燈倶楽部……かな。
骨董品は「器物」、千の夜を経て、「器人」へと変わります。



うーん……酷評ごめんなさい。
嫌な方はれっつゆーたぁん。











安っぽい。全体的に話も書き方も。
月刊ジャンプ、すいませんがあんまりいい印象では残りませんでした。
ストーリーも読み易過ぎるし、……………すぐに忘れそうです。現に忘れました。
なんだろう……結界師とかワイルドライフ……とか。絵がね。


………どれもキャラが薄いし……魅力的じゃない。


ありがち過ぎて、しかもそれを生かせてない、ってか。
ただ個人的にこーゆー話の書き方が好きじゃないんです。
旧道を走る車の話も、出来れば他の話と平行させて、絡ませて欲しかったです。
ひとつのストーリーで結末まで持って行くのは正直、詰まらない。
そしてあからさまに女の子が学生服の人に執着していて無理。ガキ過ぎ。
見開きで敵を倒すシーンは迫力って言ったら迫力かもですけど、
でも「え、それで終わり?」感は否めない。


エンドをつけるときの台詞も安っぽい。
賢しげに言ってんじゃねえよ、と思いました。
まあ同じ器人だからからこその台詞かもしれないけど、
大事にされていたアナタが大事にされなかった人の気持ちを見定めて軽んじんな。




あげつらう所が嫌なとこ嫌なとこなので、
書いているこっちとしてもあんまり気分は良くないんですが、
まあ思った「感想」ですから、受け止め方は人それぞれ、ご容赦ください。
それを胸に留めておいてください。
続いているから、イイ評価をしている人も居るんです。
そもそも居なければこうやってコミックになっていないわけだし。
好き?と聞かれれば、NOと応えるだけで、
カッコ付きで、でもYESと答える人も居るんだよ、と。
そのことを忘れないようにしたいです。



ワンシーンだけ。
あ、上手いと思ったのは、
表紙の男の子が現れる左一ページ全部使うところ。


それでは。