芸術とは、Wikipediaによれば表現者あるいは表現物と、鑑賞者とが相互に作用し合うことなどで、精神的・感覚的な変動を得ようとする活動。
Yahoo!百科事典によると、作品の創作と鑑賞によって精神の充実体験を追求する文化活動。
その活動は美術、文芸、音楽、建築、演劇などを指す。
表現者は精神や感覚を研ぎ澄まし、得られたものを自分の内に構築し、外へと解き放つ。
自分自身に対して、どこかしら、肯定的で自分の世界に陶酔していなければこれらの活動は行えない。それどころか、芸術性を持たせるには自己陶酔が不可欠ではないかと、私は思っている。
大人が思春期の頃よりも感受性が乏しくなり、色んなものが褪せて見えるのは、世の中を知り己を弁え、自分の世界を自由に広げられなくなってしまったからではないだろうか。
しかし、その芸術性も自己陶酔も度が過ぎれば変人扱いされる。
そして鑑賞者や外の世界に対して一縷の隙も与えずに自分の世界を作り上げ、自分の中のものを昇華させずに終わってしまった場合、自分の世界から抜け出せない幼稚で浅いどうでもないものが出来上がってしまうだろう。かといって、周りの顔色を見てばかりでは、個性の無い平凡な物が出来上がるだろう。
芸術は、本能のようにシンプルでいて、難解だ。