世界会議(全体会) 5.4 | 9条ピースウォーク・リポーター・リレー

世界会議(全体会) 5.4

 朝10時に幕張公園を出発して、海浜幕張公園まで歩きました。

5.4

 公園でお昼をいただいて、最後に、花時計の前で参加者全員が手をつないで大きな一重の輪を
つくり、ひとりずつまわって握手と言葉を交わしました。

5.4

大人数だったので、最後までたどりつくのもやっとでしたが、
これまで歩いてきたことをしっかりとかみ締めることができ、
またいろんな人のつながりを再確認できて、すごく晴れ晴れした気分を味わいました。

5.4

 そして、世界会議の一日目。全体会での挨拶です。

 全員でステージにあがり、若者二人と加藤上人がスピーチしました。

5,4


 島崎巴さんは、

5.4

 以前から私は歩いて旅がしたぃと思っていました。
 そして私は、戦争が一番の環境破壊だと考えていました。
 今年の2月に新聞の記事でピースウォークのことを知った私はすぐに参加を決めました。
 このウォークが終わっても9条が私たちにとってどんなに大切かを発信していきたいと思います。


 つづいて、鈴木智美さんは、

5.4


 ウォークに参加する前、私は自分の言葉で9条の大切さと語ることができませんでした。
 でもたくさんの人達との交流を通し、実は9条は私たちの生活の中に存在し、
 日常生活の小さな幸せを支えているのではないかと感じるようになりました。
 私達は今、この9条を自分達のものにして、守っていかなければならないのだと思います。

 加藤上人は、

5.4


 藤井日達の「文明とは」

 文明とは電灯のつくことではない
 飛行機のあることでもない
 原子力爆弾を製造することでもない
 文明とは 人を殺さぬことであり 物を壊さぬことであり
 戦争をしないことであり 
 相互に親しむことであり、相互に敬うことである

  聖フランチェスコ の「平和の祈り」

 主よ 私をあなたの平和の道具にしてください
 憎しみのあるところには愛を
 悪のあるところには許しを
 不和のあるところには和解を
 誤りのあるところには真実を
 疑いのあるところには信仰を
 絶望のあるところには希望を
 闇の支配するところには光を
 悲しみのあるところには喜びをもたらす人にしてください

 主よ
 慰められるより慰めることを
 理解されるより理解することを
 愛されるよりも愛することを求めさせてください

 なぜなら
 人は与えることによって与えられ
 自分を忘れることによって自らを見いだし
 許すことによって自らも許され
 死ぬことによって永遠の命に生きるものだからです

 を話されました。いよいよゴールしたのだと思うと、不思議な感覚でした。

 世界会議では、会場に入ることができない人がたくさんいたようです。

5.4

 広島から呼びかけながら歩き続けきたウォークの力も一役買ったかもしれません。
 嬉しいことです。

 (す)