息子は今から3年前に初めて車椅子を作りました。その頃は歩いたり階段を降りることは出来ていましたので、(今は数メートルくらいしかあるけません。階段昇降はできません。)学校でというよりは出掛けた時に休めるようにと考えていました。

私も主人も息子が車椅子に頼って歩けなくなってしまうのではないかと考えていたのでどちらかというとあまり車椅子に乗せたくなかったです。
最初の車椅子は自走式のタイプで通称カブトムシ号。(ホイルカバーのデザインがカブトムシとクワガタだったので汗そりゃー目立つのなんのって…てへぺろ)

昨年9月に2台目の車椅子が完成しました。息子は急に背が伸び、身体も大きくなったので車椅子が合わなくなってしまいました。
今回は簡易電動タイプです。レバーで操作しますが、小回りが効くし、自分で好きなように動かせるので私も楽ですし息子自身も楽しいようです。
電動車椅子は自分で危険のないよう操作できると判断されないと作ることは出来ませんが、今回の息子の様子をみて、もう少し早く電動車椅子にすればよかったと思いました。

小学校では誰か(主に先生)に押してもらっていたので息子が動かすことはあまりなかったようです。もし電動だったらもっと自分から行動出来たかなとかクラスメイトと関われたかなとか色々考えます。

車椅子を作る時には色々な申請が必要だし、認定されなければ作ることが出来ないので断言出来ませんが、もし車椅子を作ることで悩まれている方がいたらぜひ作ることを検討してほしいと思います。

私は息子が歩くことばかり意識していました。
動かないと歩けなくなると思っていたので、息子には負担だったと思います。なぜあの時大丈夫だよって言えなかったんだろう、ムリしなくていいんだよって言えなかったんだろう…

直接心機能低下の原因になっているかは分かりませんがもっと息子の気持ちを聞くべきでした。もっと学校生活が楽になるようにするべきでした。