日本の干支は12だけということは、随分と自分が小さい頃から知っていた事実です。
子供心に干支を全部言えて、年賀状を書けることも少し得意になっていました。
成人して形式ばった年賀状を受けたり出したりし始めると、少し幼少期のことを懐かしく振り返ってしまいます。
あれは日本昔話という日本の代表される美しいアニメーションが放映されていた頃のことです。
お話の中の動物達が、干支に選ばれるための競争を行うというユニークな内容の回がありました。
おそらく一番になるであろうと思われていた素早い猫が、子沢山のネズミにまんまと騙されて12支から外れてしまったのです。
実しやかに語られる話に苦笑いしながらも、猫とネズミが仲が悪いということに妙な説得力を感じずにはいられませんでした。
人間の世界の事情や揉め事を、動物を使って見事に表現しているその構成力や想像力に感心するやら呆れるやらで、人間て面白いなと思ってしまいます。
動物は、きっと自分達がそんな可笑しなお話の主人公にされているなんて夢にも思わないでしょう。
だからそのあっけらかんとした仕草や、巣の行動がお話とギャップがあってやはり、見ていて面白いのです。
因みに中国は元々は日本の猫の故郷でもあってなのか、猫は干支の13番目にちゃんと居るのです。
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