いやはや、各地の選挙結果を聞くと、かなり混乱?不明?の世界・社会が

表現されている様で、此方も戸惑う。

 

まず、第1はフランス下院選で国民連合の勝利予想が大きく外れた事だ。

当方が仕入れた情報では、欧州議会選や前回の下院選に比べて、

かなり投票率が上がったらしい。

そうであるなら、国民連合の得票は然程変わっていないのかも知れない。

危機感を感じた投票に行かない層が大量に反極右で投票したということか?

 

この結果を受けて、幕論の声明を聞きたいと思うのだが、

沈黙?まだ言わないだけ?で聞こえて来ない。

大統領職を続けるとしても、左派連合との連立?首相を誰にする?

考えねばならぬ事が大量に、一気に吹き出して、大慌て??

今後のフランス政局がどの様に展開するか?興味深い。

 

 

次に、日本国、東京の知事選について触れよう。

小池百合子の得票に対して、石丸・蓮舫の得票を足せば上回るのだが、

どちらかが出馬しなかったとしても、その全てが足される計算にはならない。

初めから都民は小池知事の続投を判断していたという事だ。

これでブラックホール東京の地位は不動・継続となった。

日本を滅ぼす経団連・自民党・BK東京で揃い踏みだ。

 

 

驚いたのはイランの大統領選だ。

保守強硬派が勝つと予言したのは宮家邦彦だったが、お見事に外した。

投票日前から改革派が優勢と伝えられていたが、本当に勝つとは思わなかった。

だが、この改革派の大統領が何処まで出来るのか?と言ったら、

それはあらゆる領域で難しい。

国内には宗教支配があり、アメリカでは

トランプリンの復活という災難が待ち受けている。

幾ら、穏健なイランを提示しても無駄だろう。

不幸な、可哀想なタイミングで大統領になってしまった人と思われる。

 

 

少し遅れたが、イギリスの選挙についても触れよう。

保守党が大敗、労働党政権が久しぶりに成立することになったが、

あまり大きな変化は予想されていない。

しかし、スターマー党首の発言で小生が注目したのは

パレスチナの国家承認を発言したのだ。

これはスペインやアイルランド、ノルウェイなどが言うのとは意味が違うだろう。

イギリスとアメリカの関係でUKの代表者が発言したのだ。

実際のところ、何処まで貫くか?興味深いが、

ユダヤ人=ナチスという認識を欧州方面で広げる契機になってもらいたい。

 

 

それは兎も角、本命の話は売電の辞退があるか?無いか?だ。

カマラ・ハリスが代替えの候補としてかなり本命視されつつある様だ。

この話を聞いて、かなり違和感を持ったのだが、これまでの選挙資金・献金を

そのまま使えるとかが理由に挙げられるのにも呆れた。

不人気・嫌われ者、無能と言われ続けた彼女を候補にするとなると

仮に当選したら、アメリカ初の女性大統領の誕生となる。

ヒラリー・栗きんとんが成れなかった、壁を突破することになるのだ。

こんな無理無理の無理筋で大統領選挙をやるアメリカ民主党はドド詰まっている。

こういうパターンは必敗となる以外に無い。

 

慶應の海野教授がカマラ・ハリスへの交代を嬉しそうに話すのを見たが、

彼は元々民主党支持だから?売電では勝てないと見ていたとしても

ハリスで勝てると思っているのか?

小生には理解し難い話だ。