自動車不正だと騒いでいる問題、今朝の関西ローカル、

「正義のミカタ」が取り上げた。

やっぱり、というほか無い。

この番組は殆ど見なくなったのだが、久しぶりに他の話題を見ようかと思ったのだが、

見始めたら、この問題のアホさ加減に一言、言わねばならない。

 

小生はヴィークルtoホームの一件で国交省の自動車課と話した経験がある。

呆れたバカどもだと思ったのだが、そのままにしてある。

過去のブログで国交省のど素人ぶりには触れた。

 

まあ、役所の役人などこの程度、経済を活性化するどころか、

足を引っ張っているのだ。

役人は専門家では無い。管理能力も統治能力も無いのだ。

許認可権というものが、権威として使われる、現れるのだ。

専門性、新規技術などに対応出来る筈もない役所が、

偉そうにしなければならない立場?なのだ。

 

大学を優秀な成績で、国家公務員試験に合格したのだから、

その権威を損なう、下に見られない様に振る舞う必要があるのだ。

そんな役所が役に立つ事など無い。

弊害・邪魔以外の機能を働かせる事など出来る筈もない。

馬鹿げた許認可権というものを徹底的に見直すのも行政改革だろう。

 

省庁や公務員が偉い、お上の手先だから、従わねばならない?

日本人はこの感覚が常識的にある。

更に言えば、大きいものには逆らわないと争いを避ける傾向もある。

マスコミも近頃はかなり素人的で、表面的な報道をしがちだ。

その結果、今回の様なおバカな展開となるのだ。

ちょっと深く、もう少し取材すれば、問題が別の所にあると知れるのだが、、、。

 

この権威を有難がる傾向は特に関東方面に顕著だ。

警察官に文句を付けるととか、など殆ど無い。

権力が存在する東京であり、関東武士的土地柄が小生の様な原住民には

依然として残っている。

明治維新後の薩長支配が天皇を背景とする権威的なものだった歴史もある。

 

これに対して、関西の日本史は違う。

1200年の日本史の中心だった京都はお公家さんであり、天皇はんなのだ。

日本で一番共産党が強いのが京都?かも知れぬのは

平等・対等の人権感覚があるからだろう。

自立心が明確にある街と感じた。

外から来た人に対する一見冷たい対応は軽い差別だ。

都人の文化・作法・言葉と違うとよそ者で、日本の中心たる中央思想だ。

フランス人と気が合うのは中華思想である。

 

これに対して、大阪は商人の街で、皆が働く所という意識が高い。

商売の自由で、騙されたら騙された自分が浅いとなる。

偉そうな権威など認めない風土で、警察官の腰が最も低いだろう。

能力・才能を大切にする感覚はあらゆる人に共通する志向だった。

権威を嫌う、商売を発展させる風土は日本では明確に大阪にあると

小生の経験では断言出来る。

 

官僚に成り手が減っていると聞く。

日本を背負って、日本の為に働くつもりで官庁に就職するのだろうが、

現代社会の産業も経済も遥かに専門的なのだ。

ど素人が権威を振り回すなど害悪以外の効果がある??

この様な構造を放置している日本はますます没落するだろう。

 

学校の先生も経費削減で過剰労働だ。

政府機関の予算も減らされて、仕事量に人数が足りない。

こういう職場はブラックで、誰も居なくなる。

管理職や社長が無能だとそれで消滅だ。

仕事量が多過ぎるなら、減らさねばならない。

出来る事、やらねばならない事、最低限の事だけに絞る必要があるのだ。

 

大臣の答弁を作るなど公務員の仕事ではない。

国会の議論など質問が細か過ぎる。

国会が議論する必要があるのは大局であり、方針なのだ。

細かい細部の数値などは質問が出て、直ちに答弁する必要など無い。

後で回答すれば良いのだ。

事前に質問内容を提出する国会議論など八百長のカンニングである。

 

AIで国会議論も様変わりしなければおかしい。

野党の質問、大臣の答弁などAIで殆ど終了だ。

公務員が答弁を作るなど民主党時代などかなり手を抜いていた。

政治家は独力で質問も答弁も作るのが当たり前、それが仕事だという事。

自分が怠けて、しわ寄せを公務員に押し付けるな!!という事だ。