監督をおちょくって、ミニカーのポルシェを差し上げたのはジョーク、

アメリカ的なのか?どの程度受けたのか?興味深いが、

インタヴューを受ける大谷翔平にロバーツ監督が乱入と報じているのは

かなり、伝達内容に不足がある様に思うのだ。

 

恐らく、大谷は監督室にミニカーを持って行ったのだろう。

その段階で、監督の反応はどうだったのか?

渡して、直ぐに逃げた?何も会話しなかったとは思えない。

一応、笑いながら感謝?らしき言葉を言った?

 

それで、監督は日本人の選手からミニカーを貰った事を記者に話していた。

これはゲーム前なのか?ゲーム後としても乱入前だろう。

わざわざ、監督室まで行って、ミニカーを持参して大谷の会見に向かったのだ。

これを単純に記者達にミニカーを見せる為だと思うのは間違いだ。

日本的解釈では善人大会の交流話にしたがるが、面白いやり返しなのだが

小生の理解は完全に、結果的に請求書だ。

 

まず、監督が現れた事に大谷翔平は驚いただろう。

そしてミニカーを持ち出して、感謝の言葉と自分の記録を破った事に賛辞を述べた。

大谷翔平と握手をしたのは実に場の雰囲気を心得た絶妙の駆け引きだ。

そして貰ったミニカーを記者達に見せながら、感謝の言葉を述べた。

監督室に入る大きさで、デスクの上に乗せられると言うのだ。

ジョー・ケリーに送った実物のポルシェだった話もしていたから、

その間の大谷翔平の表情が面白い。

完全にやられたという顔をしていたと小生には見えた。

 

つまり、ジョー・ケリーの背番号には本物を贈って、

監督の私にはミニカーを持って来る冗談だと言いたいのだ。

同時に、記者達に実にケチな野郎だとも言っているのだ。

冗談で監督を弄った大谷翔平に対して、これをチャンスとして

逆に記者団の前で大谷翔平をおちょくりに来たのだ。

この駆け引きが面白いだ。

勿論、大谷翔平は完全にこれは公然たる請求書で、

ワールドシリーズ優勝したら考えると逃げたが、

ミニカー作戦で余計な事をしたと反省しただろうか?

 

まあ、収入に際限のない大谷翔平にはポルシェの1台や10台などどこ吹く風だろう。

別段、気にする事もあるまいが、監督のやり返しには参っただろう。

多分、監督は大谷翔平の会見に乱入しようと考えて、

どの様に入って行くか?熟慮していた筈だ。

その結果があの様な結果として結実したのだ。

おちょくったな、それではやり返してやるからな!という塩梅だ。

当然、相手が大谷翔平だから、出来る事で、他の選手には出来ない。

 

この話、後日談が発生するだろう。

その時がまた、楽しみになるが、それは何時になるか?

発案者?仕掛け人は監督が貰える事を期待している様だ。

監督の記録を抜いたのは背番号を譲ったのとは違うと思うのだが、、、。

大谷翔平という人間は周囲からたかられると弱い男というイメージは宜しくない。