首相自らが政倫審に出て、弁明?証言をしたのは

安倍派を追い込むつもりなのだろうが、それがどれだけの効果を生むか?

考えていないのではないか??

この“カラキシだ”ぶりは毎度の事だと、既に殆どの国民は知ってしまった。

 

安倍派の幹部も政倫審に臨んだが、あの様な内容で自らの保身に成功したと

思っているのだろう。

この感覚のズレ、世間の常識を逆撫でする行為になっていると思わない?

厚かましい、厚顔無恥とはこの事だ。

知らなかったとは「よくいうよ」程度の問題ではない。

政治家とは国民に対してケジメを付けなければならない存在だ。

しかし、これで幕引き、後はアホな庶民が忘れるのを待つだけだと、、、、。

 

政治という世界が地盤・看板の世襲になっているから、この様な傲慢・怠慢・

勝手放題が蔓延するのだ。

この様な問題が露見しようが、自分は当選するし、代議士を続けられると思っている。

自信たっぷりなのはこの様な問題を起こそうと変わらぬ支持をしてくれる方々、

即ち、何も考えない、地元に利益を持って来る利益誘導にしか関心が無い愚民が

多いからだ。

 

日本人は政治が機能した事を見た事が無い。

政治など役に立たない。無くても同じだと思っている。

投票に行かない行為もある意味、この思いを表現している。

確かにこれまでの日本は経済さえ上手くやっていればさしたる問題ではない。

しかし、この様な考えは今の現状を招き、更にこの先を潰す。

日本が置かれている状況はその様な余裕のある段階ではないのだ。

 

政治を刷新し、本当に機能する政治を持たねばならない。

資本主義の失敗で少子化になっていると今日の毎日新聞朝刊の6面に

斉藤幸平氏が指摘している。

このまま進めば日本は滅び、消滅する。

現在の少子化に加速度が付く事は確実だ。

逆に個々の人生を甘くして、国際社会の競争に負ける様ではどんどん貧しくなる。

前に進むも、後ろに退くもダメなのだが、その両立をする社会・経済を

どの様に作るか?が問われているのだ。

 

地域や企業だけでなく、社会全体の調和を作らねば上手く行かない。

政治が果たさねばならない仕事は困難であり、知恵が必要だ。

それを担える人材は与党の政治家には居ないという事だ。