『The Miracle of Teddy Bear』
(2022)
やっと、U-NEXTで見放題になったので見ました!!
U-NEXTでは原作小説も無料で読めます。小説もかなり面白いのでおすすめです。
約90分✖️全16話で、長い&ストーリー的にもかなり重いですが、見て良かったです
原作小説はこちら
登場人物
ナット(Job Thuchapon Koowongbundit)
ドラマの脚本家。母親との二人暮らしだったが、突然タオフーが現れて困惑している。
タオフー(Inn Sarin Ronnakiat)
元々ナットのテディベアだったが、何故か人間になってしまった。
右:ケーン(First Parada Chutchavalchotikul)
左:ソーン(Tee Thanapon Jarujitranon)
ケーン→ナットの親友で同僚
ソーン→デリバリーのバイト中にセーンとぶつかり、怪我をさせてしまう。
あらすじ
ナットの持ち主であるテディベアのタオフーは気づいたら、人間になっていた。
突然現れたタオフーにナットは警戒するが、ナットの母を怪我から庇ったことで同居するを許された。
ナットは病気の母との関係や過去の問題などを抱えていたが、タオフーと一緒に過ごすうちに次第に良い方向へ改善していき、二人の関係も仲良くなっていくが…
ナットの同僚で親友であるケーンはナットとテディベアを探す時に、デリバリーのバイトをしていたソーンとぶつかってしまう。
ソーンはナットとケーンの働く会社で制作するBLドラマのオーディションに参加して、徐々にケーンとの距離を詰めようとして…
感想
テディベアが人間に変身するというファンタジーっぽいかと思いきや、かなり重めな内容です。でも、最後だけまたファンタジーに戻ります
現実はBLドラマみたいに簡単じゃないだよとの訴え通りに、家族問題、LGBTQ、権力者への反発など様々な社会問題を描いています。
主人公ナットも過去の確執によりかなり複雑な難しい人物。最初はずっと怒ってますが、話が進むうちに徐々に優しい顔に変化。
一方、テディベアであるタオフーはまたずっと可愛いのですが、後半は凛々しい表情も増えてきています。
話がかなり重い中、唯一の癒しはケーンの家族。
ナットと同じく軍人の父親ですが、ケーンを受け入れて温かく見守っている。多分、理想的な家族の一種として描かれているのかなと思いました。
エンディングはいわゆる普通のBLドラマの終わり方ではないですが、私はベストなエンディングだと思いました!!
見放題になったし、是非!!見て後悔はしないドラマだと思います