15の夜のつづき
衝撃的な彼女の病気の話で
まっそのあと
悪性ではないから
大丈夫だろうという自分を勝手に
納得させるみたいな
よくある俺にかぎって
彼女にかぎって
じゃないけど
死ぬなんてね
そんなことあるわけないよねとしか
受け止められないよね
だから重く考えないでおこうと決めました。
そこから
秘密を共有した二人の同棲が始まります。
職場には病気のことは言わず
仕事ができるがたまに偏頭痛が起こるという程度にして
そもそも彼女がばりばり仕事したい人だったので
結論から言うと
上手くいくいかないで別れたり
どちらが死んでしまったら
そう永遠なんてことはないのです。
【ピタカゲ】
という歌の歌詞にある
『永遠なんてもの あるわけないでしょ
そんなことを言われても
結局愛なんてないなら
今夜はピタカゲ(やけになってやる)』
大袈裟にいうとこんな感じなのかな
同棲というのも
基本他人同士が二人で住むのだから
これが面白いものというか
そんな簡単に上手くいくこともなく
喧嘩したりするものなんですよね
そのなかでお互いの妥協点を見つけて
助け合って暮らしていかなければならない
のかもしれない。
さて
はじめは
新婚夫婦みたいに楽しい生活だし
一緒にご飯食べて
一緒に過ごしているだけで
何気ないことも楽しい時間で
仕事も自分が働いてる
たまに鶏肉屋に朝手伝いに来てくれたり
一緒に働くのもいいもんだなぁと思いながら
そのうち結婚するんだろうなぁと
そんな浮ついた気持ちを一変に吹き飛ばす
事件が起こります。
新店舗の立ち上げに彼女が抜擢され
頑張ってねって
応援してたのですが
スーパーマーケットの惣菜店だったのですが
仕事が大好きな人なので
先頭を切って頑張ってたのですが
オープンまで
休みもせず
朝早くから
終電の時間まで
ずっとお店に出続け
そんな頑張りもあり
お店のオープンは大成功したのですが
本人がオープンして四日後くらいに
ぶっ倒れて仕事に出れないくらい
高熱を出して行きたくても仕事にいけない
状況になってしまいます。
家で寝込んだ彼女に
みんなに任せればいいからって彼女に言っても
彼女はそんなことを聞く耳持たず
2日も立たず仕事に出ていってしまう。
そのとき軽く喧嘩みたいに
行くなっていう自分と行くっていう彼女の
一歩も引かない戦いみたいな状態で
仕事に出たから
家に帰ってこなくなってしまいます。
一週間くらい家に帰ってこず
男の自分が一人家でぽつん、、
虚しいですよ
そしたら彼女が
連絡してきて当分近くのホテルに泊まるっていうから
自分も勝手にせいやってなってね
一週間が過ぎたくらいで
彼女も仕事が落ち着いて
ただいまって帰ってきたとき
たぶん彼女は張り詰めてた仕事モードがとれたのか
ギスギスしてた彼女の表情はだいぶ
穏やかになってましたが
私はぎくしゃくしたかんじで出ていってから
ちょっと引っ掛かってしまい
そっけない感じで会話もせず
先に寝てしまいます。
その日から
彼女とは軽い冷戦状態みたいになってしまい
二人でいるのに
意識してあまりお互い会話しなくなり
よそよそしくなって
そしたら
そんな生活が3日目くらい経った
朝、仕事に行って帰ってきたときに
衝撃的な光景を目にするのですが
朝あった彼女の荷物がすべてなくなって
いました、、、
夜逃げ!!!ではないけど
夜でもないし
自分が仕事出てから
数時間で荷物を運び出す手際の良さ
ドッキリかと思って
一回扉を締め直し
もう一度部屋に入っても
もぬけの殻に
そのときに後悔するんですよね
あのときこうしとけば
よかったとか
もう遅いんですけど
それに職場恋愛だから
最悪じゃん
どうすればいいのかって
少しフリーズ状態に入るのですが
でも
まじで何も言わずに
荷物全部なくなってる状況って
血の気が引くくらい
ショックですよ。
そして受け止められない現実を
理解するのに
一時間はかかるんですよね
ポストに合鍵、、、
帰ってくる気ねえじゃん、、
同棲して一か月かな
彼女が家を出て
路頭に迷う男
馬鹿ですね
つづく