信州日帰りの旅(3/7) 上田城址公園の博物館 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

上田駅から歩き、二の丸橋から上田城へ入る。
橋の下の遊歩道は、城が健在だった頃の堀の跡。
さらには1927~72年の間に上田交通真田傍陽線も通っていた。


まずは「VRで蘇える上田城」の特別企画展

昨2016年の大河ドラマが真田丸だったこともあっての企画だろうが、
これがなかなか面白かった。
真田昌幸の第一次・第二次上田合戦をメインに取り上げたもので、
隣の上田市博物館で保管されていたと思われる歴史的な展示物に加え、
VRを駆使した映像が解りやすくも圧巻の迫力。
これが300円(JAF割引で240円)で見られるのはかなりお得。

(写真は撮影可のもの)

続いて上田市博物館(本館&別館)へ。

こちらでは、真田家や上田城関連の常設展示のほか、

上田城と川の流れについての企画展があり、非常に興味深かった。
真田丸を見ていたときに初めて知った点だが、当時は千曲川を分流し上田城の
南側の防衛としていた。この流れを尼ヶ淵と呼んだ。

つまり、今のしなの鉄道線や北陸新幹線、上田駅の辺りは千曲川の分流で

人の住める街では無かった。廃城後の明治期に千曲川の堤防が
整備され、尼ヶ淵が埋め立てられ信越線(現在のしなの鉄道線)が通るとともに
鉄道沿線にも街が整備されたわけだ。
それだけではない。上田城北部の千曲川の支流矢出沢川や蛭沢川についても流路を変えて
城や街への上水道や灌漑に利用している。
この辺りを説明した展示物が非常に興味深かった。