諫早湾干拓の裁判 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

司法判断が分かれたままですなあ。

長崎新聞、佐賀新聞のそれぞれの記事はこんな感じ。
これまでも概ね、漁民だけ関係する佐賀の記事は漁民寄り、
漁民も農民も関係する長崎新聞はお茶を濁すという感じ。


諫早開門差し止め命令、司法判断「ねじれ」継続 長崎地裁判決「営農者に重大な被害」(Yahoo - 佐賀新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170418-00010001-saga-l41

「諫干開門差し止め」長崎地裁判決 司法のねじれ継続(Yahoo - 長崎新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170418-00010004-nagasaki-l42


個人的には、諫早湾干拓はずっと反対だった。


確かに長崎県は水田や畑に適する平地は少ない。が、それは県全体の話で、
諫早近辺や島原半島はむしろ田畑が豊富。それに計画が作られた1952年とは
稲作の環境は大きく変わっている。
諫早付近は干拓で広げた低地が多いので沖合いに堤防を築けば一見安心だが、
この辺りで怖いのは高潮よりも河川の氾濫で、その防止機能は諫早湾干拓堤防には無い。
あとは谷川弥一や金子源二郎辺りの一族の利権がごちゃごちゃと・・・
いや、これは別の問題として問い詰めたいが。

 

でもね。
あの堤防内の水の色を見ると、とてもじゃあないがそのまま開門すれば
有明海に被害が広がる気がするのですよ。

 

こんな意見もあるけど、↓

諫早干拓、不漁の原因は「閉め切りにあらず」 元佐賀県職員が研究(Yahoo - 産経新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170418-00000023-san-l41

 

でも、干潟の浄化機能を無視して書いているのはどうかなあ。

とにもかくにも、おいらが言いたいのは
なんでもいいからとにかくもう一度有明海でタイラギが獲れるようにしてくれ、と。

小さい頃、ただ単に貝柱といえばタイラギだった。
っちゅうか、スーパーでも「貝柱」で売ってたし、
成人するまでタイラギという正式名称を知らなかった。
まさか、バブル時期の築地で1個1,500円もするもんだとは思わず
パクパク食べてた。
刺身でも美味いし、バター焼きでも美味い。
コリコリした食感と味わい深い旨み。
ホタテの比ではない美味さ。

繰り返す。
もう一度有明海でタイラギがれるようにしてくれ