サンウルブス、ジャガーズに勝利 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

スーパーラグビーに今年から参戦している日本唯一のチーム、サンウルブス。
だが、チーム結成の遅れなどの準備不足もあり、ここまで善戦はあっても勝ち星なし。
1点差負けとか、残り数分までリードしてての逆転負けとか、いろいろ惜しい試合はあったが、
プロである限りは勝てないと話にならない。例え、南アやNZやオーストラリアといった
強い国のチーム相手だったとしても、それは最初っから解っていた話だ。
今日の相手ジャガーズは、サンウルブスと同じく今年から参入のアルゼンチンのチーム。
ここで勝てないと、正直シーズン勝ち星無しもあり得るだけに何とか勝ってほしいところ。

試合は、トゥシ・ピシのPGで先制するも、立て続けに2トライあげられ3-10と苦しい展開。
だが、なんとか追いすがり前半は13-18。
後半は向かい風ながら徐々にペースをつかみ、71分にトゥシ・ピシのPGで逆転すると
終了間際の79分に立川理道のダメ押しトライ、結果36-28で勝利!
この日もトゥシ・ピシが難しいキックを決めたのに対し、ジャガーズは前半3つのキック失敗。
これが最終的には響いた形となった。

サンウルブスのここまでの印象としては、正直日本代表より弱いし、日本のベストメンバー
とは言いがたい。トップリーグでも優勝どころか3~4位ぐらいじゃないか?って感じ。
(もちろん、メンバーが重複しているので現実ではありえないが。)

準備不足でセットプレー、特にラインアウトが雑なのが目に付く。また、ゴール前の
小さなパントで抜かれて攻め込まれるという同じパターンを何度も見た。
だが、スクラムは押し負けてないし、ブレイクダウンではよく我慢して反則してない。
それになにより各選手の気迫は感じる。以前TVで試合後のインタビュー見たときには
「負けて笑うなよ」と思ったけど、試合中にスクリーンに映った堀江翔太の鬼気迫る顔見たら
試合後の精一杯の気持ちの切り替えだったんだなと納得した。
兎にも角にも、日本ラグビー界にとって歴史的な1勝!おめでとう!



銀座線外苑前駅からの道。スワローズの広告にサンウズブズののぼりが交錯する。
堀江翔太いけめんですなあ。


トップリーグでここまで入った光景見たこと無い。
(大学ラグビーは生で見たこと無いが、早明戦とか早慶戦ではTVでは入ってそう。)
この人気がずっと続けば・・・。








この日(に限らず)、安定していいキックだったトゥシ・ピシ。
ボール廻しでも、いろいろ工夫している。サンウルブスには欠かせない選手。
だが、来期からはイングランドのチームが決定。サントリーサンゴリアスも退団で、
日本で見られるのは間違いなく最初で最後のシーズンなんだな・・・。


勝利後の風景。気持ちいい!