将棋界の一番長い日 | michyのブログ

michyのブログ

ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

A級順位戦の最終戦一斉対局。
それは、最多勝者=名人挑戦者が決まると同時に、
下位2名=B級1組への降級者が決まる日。
曰く「将棋界の一番長い日」。
今年の一番長い日は27日の土曜日。
以前、公開対局で日曜日にやったことがあったが、
ただでさえ午前様が当たり前の順位戦だけに、休日前にやってくれるのは助かる。
(何年か前に、2時30分ごろまでやってたときもあっただけに。)

長らく、NHK-BS1が中継してたのに、囲碁将棋チャンネルが放送権奪い取って、
さらに銀河将棋チャンネルに放送権移ってで
おいらの放送環境ではTV中継が無いという事態になってしまった。
仕方が無いので、ニコニコ生中継のプレミアム会員に課金。
なんだかんだで、将棋をちゃんと放送してくれるニコ生って凄い。

それはともかく
最終戦前にA級省級者2名が決まったB級1組と違い、
名人挑戦もB級1組降級も最後に決まって、5局中4局がなんらかに関係するという
大変な事態に至った今年の一番長い日。
見ているほうは面白いが、対局する棋士は大変だ。

日光から帰宅した22時30分過ぎ。
局面は、1局除き対戦中で山場という実に面白い状態。
PCの画面いっぱいに複数のウィンドウ開いてあちらこちら同時観戦。

名人挑戦は佐藤天彦八段。
A級1期目で名人挑戦とは凄いな。昨年からタイトル挑戦2回と、元々前評判高かった
若手が一気に才能が花開いた感じがする。

B級1組降級は久保利明九段と郷田真隆王将。
ともに好きな棋士だけに残念だが、だからといって落としたい棋士もいるわけでなし・・・。

なんというか、
棋士の凄さ、特にA級の将棋のとんでもない高レベルでの思考のぶつけ合いと、
と勝負の残酷さをまざまざと見せ付けられる「将棋界の一番長い日」。
今年も、とんでもない日だった。

後日、改めて棋譜並べてみよう。


【A級最終局】佐藤天彦八段が名人戦の挑戦権を獲得 郷田王将・久保九段が降級(2ch名人)
http://i2chmeijin.blog.fc2.com/blog-entry-3491.html