原田橋 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

もう一つ佐久間ネタ。

佐久間町の東西を国道473号線が通っている。(地図 )
東へ行くと国道152号線を通じて天竜区二俣、さらに浜松中心部へ、
西へ行くと愛知県東栄町を経て豊川市、豊橋市、新東名の浜松いなさICへと通じる。
この国道473号線に天竜川を渡る原田橋 という橋がある。
いや、正確にはあった。
今年の1月に崩落し2人死亡という痛ましい事故を起こした。
(静岡新聞 まとめ )
この際、少し下流に建設中だった新原田橋も損壊した。

大きな問題として、原田橋が崩落したことで佐久間町の東西が分断されてしまった。
この橋を除いて、佐久間町中心部と川合地区を結ぶ車の通れる道が無いのだ。
一応JR飯田線は生きているので、例えば川合地区から佐久間高校への通学客や
中部地区への買い物客はなんとか移動できる。
が、JR飯田線は二俣や浜松には向かわず飯田へ向かうにしても2時間。
それ以上の車を使った広域移動はできない。

2週間後に沈下橋の仮設道路ができたものの、増水時にたびたび通行止めとなったため、
現在は新たな沈下橋の仮設道路が通っている。
さらに下流に新しい橋を作ることが決まってはいるが
詳細は検討中であり完成には数年を要する見込み。

その仮設道路を通る。向きとしては東栄町側から西→東の向き。
沈下橋とはいえ、土管か鉄管を埋めて川の水をそこに流し、土砂を埋めて車道を確保した感じ。
普通車のみ通行可能で、大型・2輪・歩行者は通行不可。
道幅が狭いので、交互通行の状態。
(そういうわけで、写真は安全のため一応一旦停車して写しているものの、
降りての撮影はできず。)






原田橋の東側から対岸を見る。
正確には、渡った直後ではなく、佐久間ダムに寄った帰りに一つ上の道から。



あちこち旅しているが、いろいろと自然の脅威を考えさせられる場所。