国武賢治アナ | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

またまた佐世保競輪ネタ。

おいらが競輪を覚えた25年前から佐世保の実況はこの人だった。(と思う。)
受け持ちとしては長らく佐世保&熊本だったが、
小倉&別府を担当していた弥永正宏アナ(同い年だったのに・・・)の逝去と
武雄&久留米を担当していた池上洋市アナの 不評 さまざまな事情により
レギュラーで佐世保&熊本&武雄&別府を担当している。
(ただし、スケジュールの都合で代役あり。)

この人の実況、最初聞けば印象に残る。
が、時間がたてば印象に残らない。
なぜかと言うと、

一つ目の特徴:
アナウンサーとしてはおそらく全国一訛っている。
佐世保出身のおいらとしては違和感があるのだが、
でもやっぱり佐世保出身の我が父は「いっちょん違和感無かバイ」と言っている。
うーん、佐世保弁じゃあ無いと思うのだが・・・。
公営競技の実況アナウンサーは、放送局やアナウンス学校を経ていない人が
多いので、アクセントが特徴的な人は多いのだが、
この人はその中でも髄一。

二つ目の特徴:
実にオーソドックス。かつ、ミスが少ない。
競輪は展開の移り変わりがどのギャンブルよりも早く、
ゴール前10mで1~3着が変わることがザラ。
1~9着が1車身以内というレースもそうそう珍しくない。
目の前の状況を瞬時に把握できないととんでもない結果となってしまう。
古館伊知郎や辻よしなりといった元局アナばかりか、
本職のはずの宮本隆与まで結構やらかすぐらい。
(宮本はオートで成功してギャオー宮本で愛されているみたいだが。)
また、小松島の茂村華奈アナなどは、女性としても高い声質なのに
女性がまず使わなさそうな表現、かつ、最近の競輪ファンが使わないような
専門用語まで使うので、一度聞けばまず忘れない。
それからすると、国武アナの実況はミスが少なく、かつ奇をてらった表現も無く
例えばネット中継の不具合で絵と声がずれていても
実況聞いていればなんとなく情景がわかる実況をする。
逆に、ミスが無く奇をてらわない分だけ印象には残りにくい。

というわけで、佐世保や熊本や先日あったばかりの別府のGIIIの度に
全国に国武賢治アナの実況が周知されるのを密かな楽しみとしている。

さて、今週末には佐世保ミッドナイト競輪。
ネット中継はどういう体制になるのかまだ知らないが、
国武賢治アナが顔出ししてくれないかなあ、
せめて顔は出さないまでも司会進行はしてくれないかなと切に願う次第。

高知ミッドナイトで楠瀬淳二アナを見たときに、想像以上にそこらのおっさんだったが
内容的には実に理論整然としていて
本当に競輪が好きなんだなぁと好感を持っただけに。
(もっとも、一番最初のセットが無かったときのニコ生で、
全く見られることを意識しない大股開きは笑ったけど。)