園田匠、寛仁親王牌優勝! | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

久しぶりの九州勢のGIウィナー誕生!

園田匠が悲願のG1制覇/弥彦(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/public_race/keirin/tomohito/2015/news/1510108.html

かつて競輪王国と言われた九州。おいらが興味を持つちょっと前は
中野浩一、井上茂徳、佐々木昭彦の3人が中心で、
その後も吉岡稔真が中心となって、常にグランプリやGI(当時は特別競輪)を
賑わせていた。
それが、ここ10年はGI以上の優勝が5回(3人)の体たらく。
改めて調べてみて驚いた。
最後の九州勢の優勝は2008年グランプリの井上昌己。
実に、6年7ヶ月も九州勢の優勝が無かった。
それを打破するのは、中川誠一郎か、大塚健一郎か、
絶好調時の北都留翼、菅原晃辺りと思っていたが。


個人的な予想は、4人並んだ北日本勢が逃げ、武田豊樹-神山雄一郎が中団、
脇本雄太-金子貴志-園田匠が捲くりに構えるというもの。脇本は絶好調で逃がすと厄介。
それを見越してか北日本が4人並んだ(特に菊地圭尚が4番手で折り合った)というのがその根拠。
新田祐大は今年ダービーを優勝しているし、 番手の渡邉一成に
取らせてもいいような早掛けがあるのではと思っていた。
(それゆえに、調子良さそうな園田絡みも買っていた。
脇本、金子、園田の3連単、2車単BOXだが。)

それが、残り2周で武田が上手く脇本後位を金子から奪い、脇本はそのまま先行、
北日本勢が捲くりという予想外の流れ。新田の捲くりを止めてそのまま前に踏んだ
武田にとっては願っても無い展開だったが、5番手から脚を溜めた園田が
直線一気に突き抜けた。
実況アナウンサーの声の裏返り方で、思いもしてなかったことがわかる。

元々縦脚のある追い込み選手。横はあまり得意とはいえないが位置取りは上手く、
ラインが無ければ取れた位置から突っ込んでくるタイプ。
そういう意味では、師匠・吉岡よりも加倉正義の若い頃をそのまま続けている感じ。
このところパッとしなかったが、これを気に好成績を続けて欲しい。

あと、先を越された大塚、中川辺りに火がついてくれれば・・・。

寛仁親王牌・世界選手権記念(GI)
2015/07/20(最終日)第11レースS級決勝 競争結果
http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=21&KBI=20150720&RNO=11

(なお、ここ10年の九州勢のGI優勝は
井上昌己(2006年オールスター、2008年競輪祭、2008年GP)、吉岡稔真(2006年日本選手権)、合志正臣(2006年全日本選抜)
って、吉岡の引退年のダービーまで含めても、なんだな・・・。)