樽見鉄道と薄墨桜 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

国道157号線の酷道区間に突入する前にちょっと寄り道。
樽見駅。国鉄樽見線から樽見鉄道に移管後5年経ってから、神海からこの駅まで
約12km延伸された。
この日はイベント列車が運行されていた模様。



第3セクターの樽見鉄道。国鉄赤字ローカル線を転換した第3セクター鉄道としては
珍しく70%超が西濃鉄道と住友大阪セメントと民間資本出資となっている。
かつては住友大阪セメントの貨物輸送で安定した黒字を得ておりこれが存続の
理由でもあったが、2006年に貨物輸送が廃止されてからは赤字転落。
それでもモレラ岐阜駅開設やしし鍋列車や薬膳列車などのアイデア策を駆使し
補助金込みながら黒字復帰している。貨物廃止から路線廃止に追い込まれたといえば
神岡鉄道や鹿島鉄道もそうだが、樽見鉄道の場合は大垣近郊で沿線人口が少し
恵まれていたのも大きいかもしれない。
(名鉄揖斐線&谷汲線が廃止になっているので安穏とはしていられないが。
とはいえ、名鉄の岐阜の軌道線は、行政と県警の無策と無理解・・・
どころか敵対によって追い詰められた印象があるので一概には比較できないか。)


以前樽見鉄道に乗った時には、名鉄谷汲線からバスに乗って谷汲口駅に行った記憶が有る。
写真の保存日を見ると1999年10月15日なのだが、肌寒い日だったような・・・。
そこから樽見駅まで行くものの、結局何もやることもなく大垣駅に引き返した。

その15年前の写真。


こちらは谷汲口駅にあった旧型客車。



薄墨桜は日本五大桜または三大巨桜の一つ。樽見駅から徒歩15分程か。
夏の日差しに青葉が映えて綺麗。今度は階下の季節に樽見鉄道で訪れたい。