日本選手権競輪、村上義弘3度目の優勝 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

いいレースだった。
地元で何としても勝ちたい若きエース深谷知広、大挙4人が乗って何としても勝ちたい近畿勢(大将格村上義弘)、追走義務違反の5ヶ月の出走停止明けから物凄い勢いで勝っている武田豊樹とその前を回る平原康多。3つのラインの思惑がどう現れるかが非常に見ものだった。

レースは予想通り稲垣裕之の先行、中団に関東勢で後方から深谷知広-成田和也の即席タッグ。平原が早めに捲くり返そうとするも、村上義弘が番手捲くり、近畿3番手の村上博幸の好アシストもあってそのまま押し切った。2着は武田豊樹、3着は深谷知広で別々のラインから力の決着。本当にいいレースだった。
(個人的には、こういう車券が一番買いにくい。。。)

(レース結果 )

さて。
昨年末からのSS11 の選手会脱退騒動で都合20人が出走自粛となるわけだが、ものの見事に上位選手揃い(特に福島勢、近畿勢中心)で、この決勝に乗った選手でも村上兄弟、武田、成田、平原、稲垣の6人が対象になる。それも、村上義、武田は12ヶ月の長期欠場。確かに賛否両論どころかクーデター紛いのことで褒められた行動ではないのだが、その活動の根拠となったのは競輪をはじめとしたスポーツ界の復興のはず。(少なくとも、彼らの主張を信じれば。)もうちょっと落としどころは無かったかとも思う。