関越道ツアーバス事故続報 | michyのブログ

michyのブログ

ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

なんかいろいろな話が出てきてますな。

・運転手は元中国残留孤児の息子、元中国国籍。14年前に帰化。
・言葉がやや不自由。
・IC、SAの名前を覚えていなかった。カーナビ頼り。
・上信越道ではなく関越道を通った。
・1人乗務に不安を訴えていた。
・当日は8:00~16:30の間ホテルにチェックインし仮眠。


ネットでは、こと特定アジア絡みはそれだけで情報を鈍らせる場合がありますので
ちょっと冷静に考える必要があるでしょう。


・IC、SAの名前について
プロのドライバーとしては由々しき印象を持ちますが、
路線バスではなく貸切バスであるツアーバスのドライバーなら、慣れていない場所の名前は
正確には覚えてないかもしれません。ICはともかくとしてもSA、PAなどは特に。


・上信越道ではなく関越道を通ったことについては、
個人的にはあんまり不思議に思いませんでした。
一度でも上信越道と関越道と通ったことがあるのなら、急こう配でカーブが続くの碓氷峠越えよりも
関越の方が走りやすいと思うからです。80km/h制限も長く続きますし。
走行距離500km台での35km程度の距離の差で到着時刻に余裕があるのなら、どちらを通っても
不思議ではないでしょう。料金面には差が無いことですし。


運転手の資質に関しては、まだ情報不足で解らない部分はあります。
もちろん、運転手に非が無いとは言いません。

しかし、個人的に最も非難されるべきと思う旅行会社のコメントを読むに
本音の部分ではバス会社と運転手に責任を押し付けており

契約したバス会社の落ち度で不幸に巻き込まれたと思っているように思えてなりません。


この不幸な事故も、バス輸送における安全について考えるきっかけになって再発防止の
第一歩になれば少しは報われるのかと思います。


バスツアー企画会社社長、会見で謝罪 関越道事故(asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0501/OSK201205010120.html