八戸市のバス | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

以前、元日光アイスバックスで現在八戸市議の高橋一馬のブログを読んでて「は?」と思った。

高橋一馬のブログ
2011/9/22 交通行政
http://blog.kazumatakahashi.com/article/227008738.html

2011/7/11 国土交通省
http://blog.kazumatakahashi.com/article/214483123.html


八戸市のバスが解りやく案内されている?
で、実際確認したら本当だった!

(昨日のエントリーにも載せたバスマップはちのへ 。)


これは本当に見やすい!
八戸には3社のバス会社があるが、方面・行き先ごとにアルファベットと番号付けがされており
旅行者にとっても非常に解りやすく親切だ。
全国の自治体、事業者には参考としてほしいです。



で、ここで自身の体験談。
八戸には何度か行ったことがある。
最初に新井田インドアリンクに行ったのは、2007年のアイスホッケー全日本選手権のとき。

知らない土地を時刻表と地図を見ながら情報を集め計画して旅行するのは非常に楽しい。
八戸行きに関してもネットと全国版の時刻表をみていろいろ探した。

ところが・・・本当に情報が少ない!

日本アイスホッケー連盟のサイトは今も昔も使えないし、
八戸市営バスは当時はサイト自体が無かったんじゃなかったかな?
南部バスのサイトはあったが、そもそも新井田インドアリンクの最寄バス停が解らず、
何行きに乗ればいいか本当に解らなかった。
「まぁ、最悪当日に本八戸駅で聞けばいいや」という感じでいて、
結局のところ最も情報を得られたのは2ちゃんねるだった。(結果的にはそれでも不十分)


当時の八戸市の観光情報のサイトは、本当に使えなかった。
「三日町方面行きに乗ってください」

って書いてあっても、どこ行きが三日町に行くのか解らない。
いざ八戸駅からバスに乗ると、行先によっては「三日町」には止まらず「八日町」に止まる。
さらにそのあとの乗り換えるバス停も「中央通り」と名前が変わるのだ。


中心街のバス停が方面別に場所が違うのはいいとして、その名前が違う。
さらに、市内が一方通行だらけのため、行きと帰りでバス停の位置も名前も異なる。

西行きと東行きで対応しているのが、
一三日町/一六日町、 三日町/六日町、 八日町/朔日町。
これが南北方面になると近いバス停すらない。

バスの行先も、近隣の市町村名ならわかるが、

ラピア・ピアドゥなんて見ても想像すらつかない。

これは本当に参った。

鉄道・バスマニアで、小さいころから地図と時刻表を何時間でも眺め続けていたおいらですら、
頭抱えるぐらいわからないのだ。


結局自力で調べ上げ、「新井田」で降りればいいんだなという結論に達した。
「八日町」→「中央通り」の乗り換えもこなし、旭ヶ丘営業所行きのバスにも無事に乗り、
目的地を目指すと、手前の「毘沙門前」バス亭で人がぞろぞろ降りる。
ここでピンとくればよかったのだが・・・ちょっとボーっとしてたんだな今思えば。

バスは右折し市民病院の中へ入る。
休日で乗り降りのないロータリーをぐるっと回って・・・
あれ?さっきの交差点じゃないか?!
ああ、病院だけ経由したんだなと納得した直後、降りるべき「新井田」バス停に着いた。
・・・さっきの「毘沙門前」バス停とあまり離れてない。_| ̄|○
で、余分に5分以上経過。


しかも、バス降りても近くにアイスホッケー場らしい建物が見えない。
「さっきの人たちについていけばよかったんだ」とちょっと後悔した。

結局、道に迷いながらもコンビニで聞いたり、京ぽんで地図見たりしながらで、
なんとか目的地である新井田インドアリンクについた。


帰りはまぁ楽ですわな。
最初っから本八戸駅行きに乗れたし、乗り換えても駅に行くには
「八戸駅」行きや「本八戸駅」行きとそのまんまの行先だし、本数も多いから。


八戸市は23万都市で都市圏人口33万人。

結構広い範囲を高頻度でバスが走っててうまく使えば非常に便利。
なのに、自ら顧客を逃すように案内が不十分だった。
情報の解りやすい整理だけで、十分に改善はできるといういい事例になってほしいですな。