国内初の室内板張り250バンクの伊豆ベロドローム に行ってきた。
かつて、日本の自転車競技はトラック競技においては中野浩一、本田晴美、俵信之らの
競輪選手が華々しい成果を上げた。
特に、中野の世界選手権スプリント10連覇なんてのは、100%とは言えないまでも
恐らく破られることの無い記録だ。(スプリントでは無く、例え他の自転車種目でも難しいだろう。)
しかし、このところはアトランタ五輪の十文字貴信の銅メダル(1000mTT)、
アテネ五輪の長塚智広&伏見俊昭&井上昌己の銀メダル(チームスプリント)を除くと海外勢に離され気味。
理由の一つには、海外で主流の板張りバンクや250mの小回りバンクが日本には無いことも挙げられる。
競技力を強化し世界に討って出るために環境を整えようということで作られたのが伊豆ベロドロームだ。
竣工を記念したメモリアルプレート
に応募したことから
こけら落としとなる全日本自転車競技選手権大会の招待券を貰った。
外観。
250mバンクで、かつ車券売り場や払い戻し場の設備が無いため
前橋や小倉のドームよりも小さいはずなのだが、
外から見れば十分大きく見える。
内観。
小回りバンクだけに、カントがきつい。
1センター、2センターの上から見ると、本当に壁のように見えた。
写真は、1kmTT(エキシビジョン)のパラサイクリスト石井雅史 。
メモリアルプレート。先着10000名だが…
おいらの名前もどこかにある。
スプリント決勝、渡辺一成vs新田祐大。
こんないい競技場作ってもらったんだから、頑張れニッポン自転車界!