ファイターズの編成について | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

いよいよプロ野球のオープン戦が始まった。こうして少しずつ春がやってくるんですな。


おいらは20年以上のファイターズファンだが、近年誇らしく思っていることがある。

それは、ここ数年常に優勝争いに絡んでいること

・・・ではない。

それはあくまで結果である。では何か?

それは、チームの補強戦略・編成に関してである


他チームの選手を羨ましく思うことはあっても、他チームの補強戦略・編成を羨ましく思うことは少ない。 ファイターズの場合、編成についてはGMを頂点としたフロント主導で、監督・コーチにはその権限が無い。そのため、目先に捕らわれず長期的な視点での補強戦略が可能となっている。


例えばドラフトでは、2002~2009年のドラフト指名選手61人中、一軍出場の全く無かった選手は 11人にすぎない。おおよそ指名された選手なら、ほぼ誰にでもチャンスが転がっていると言える。

また、積極的なトレードも特徴だ。1軍クラスの選手でも頻繁に動いている。使えない選手の放出ではなく、Win-Winの関係で補強していこうという姿勢が見える。結果的に、常にチーム内での競争意識が駆り立てられているのが、現在の常に上位を狙えるチーム体制に繋がっている。


そうは言っても、「あの時ドラフトで取れたのになあ」という選手もいないわけではない。ライオンズの浅村栄斗 なんかはその筆頭だ。荒削りながら、あの守備範囲とスピードは魅力たっぷり。来年中島裕之がメジャーに行けば間違いなくポジションを取るであろう。もっとも、ファイターズフロントとしては、金子誠 の後任は当面を飯山裕志、加藤政義でしのぎながら、将来的にはウルサ杉谷拳士中島卓也 で賄えると判断したんだと思いたい。まぁ、こればっかりは数年経ってみないとわかならないだろうし・・・。