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田舎のポルシェ屋

田舎のポルシェ販売員ブログ

皆様、こんにちはビックリマーク


今日はお天気も良く暖かい一日で、最高の行楽日和でしたねあーん


朝から非常に残念なニュースも流れておりましたが、くれぐれも交通安全に心がけ、小さいお子様がいらっしゃる方はお子様の行動に注意をお払い下さいね。


さて前回続きですが、いよいよポルシェに乗ってみます逃げる!!


私達スタッフは当時951と呼んでおりました、944Turboです。

1988年式のその車は中古車で550万円のプライスタグを付けていた記憶があります。

2.5L直4エンジンにKKK製のターボチャージャーを装着し、220PS(カタログ値)を謳っておりました。


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以前勤めていたディーラーのイベントが土浦の京成ホテル(現在はありません)であり、招待されていた私は見栄を張りたい気持ち半分営業半分で、上司に談判し承諾を得、丸一日使用できる権利をゲットしましたキリッ


水戸ICから常磐道に乗り一路土浦北ICへ向かいます。

当時すでにマイカーは5台程乗り換え(当然国産車です)、その中にはターボ車も3台含まれチューニングにもそこそこハマっていたので、いくらポルシェとはいえカタログパワー220PSくらいでは大したことは無いだろうと思っていました。


インプレッションです。

いわゆるドッカンターボでございます。

タコメータの針が3000rpm台だと非常におとなしい借りてきたネコですが、4000rpmを超える辺りから徐々に本性を現し5000rpmからはウオオオーというターボらしい加速を体感できました。

輸入車に携わった頃から感じていた事ですが、国産車と違いヨーロッパ車はカタログ値以上に踏めば伸びていく

フィーリングが好きですね。

ポルシェならではのボディ剛性やステアリング剛性、国産車のリミッターを超える領域でのハンドリング、その速度を制御できるブレーキ性能を充分満喫できましたグッド!

その反面、先程表現したとおり、一般道では常用回転域になる3000rpm以下では、ネコどころかカメでした。

信号待ちで隣りに原チャリが並んだだけで怯えます。俗にいうアイドルミートでは完全に負けますから・・・。

エンストの危険性もたっぷりな低速トルクのおかげで号泣

かといって原チャリ相手に本気になる訳にも行かず、若いのにとても余裕のある人間を演じましただぜ

まあとりあえず、あまりプレッシャーを感じずに初めてのポルシェを体験できました。


余談ですが、会場駐車場では944はRX7(FC3S)程度にしか見えないようで、色もワインレッドという事もあり、Pのセールス活動は不発に終わりましたガックリ



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次回は964の巻でーす(^O^)/