田舎のポルシェ屋 -10ページ目

田舎のポルシェ屋

田舎のポルシェ販売員ブログ

皆様、こんにちは音譜


ゴールデンウイークも開け、今日はお仕事2日目の方がほとんどだと思います。

弊社も昨日より営業開始いたしましたので、さっそくブログも再開します。


まず始めに、この連休期間中に全国各地で災害や突然の事故に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

それではまたヨロシクお願いいたしますUP


今回は911(964モデル)の巻でーす。


私の911初体験はナビシートから始まりました。

先輩セールスの営業に同行させていただいたのです。


モデル名は911カレラ2で91年式の5MT、外装色はブルーを帯びた独特のポーラシルバー、内装はブラックパーシャルレザーでした。

当時勤務先の販売店では、デモカーとして944から911そして928まで全車フルラインで取り揃え、カラーもポーラシルバーで統一していたのです。

地方のディーラーで毎年デモカーとして7~8台の新車を登録していた事は、今考えても凄いと思います!?


田舎のポルシェ屋


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先輩はもうベテランセールスなので、アイドルミートもスムーズに、911をスタートさせました。

1速ではあまり回転数を上げず、速やかに2速にシフトしオルガン式のアクセルペダルを踏み込みますDASH!

3千回転を超えた辺りから、RR独特のトラクションが掛かりつつ重心が後方に移動していきます。

今までに無い感じですびっくり

2速で6千回転まで引っ張り、3速にシフトアップ、まだ踏みます。

何々でしょうあせる

腰が抜けそうな程の加速感がどこまでも続きますあっーw

もうダメです。

参りましたm(_ _ )m


と思っていたら、キョパーッとフルブレーキング叫び

あまりにもスゴイ減速Gと、それに反してまったく何も起きない挙動変化。


「どうだ、ポルシェは凄ェーだろ?」と私に聞く先輩。

頷くだけの新人セールスマンでした゜▢゜


こうして私はポルシェと出会いましたが、車とはカタログの数値や外見だけではなく、本質の部分を見抜き、日本車と輸入車の違い、輸入車でも国はもちろんメーカー毎の思想の違いを把握し、それを自動車ジャーナリストが使う専門用語では無いもっと解りやすく自分の言葉で、お客様にアドバイスをしていける様になるのはそれから10年以上先の事でしたテヘ!


次回より新しいテーマがスタートします。

それではまたーチョキ