秋ぶりに天庄さんへ。
春といえば白魚。


「月も朧に白魚の篝(かがり)もかすむ春の空」
歌舞伎の三人吉三のお嬢吉三の台詞にあったとおり。

春の天ぷらといえば、タラの芽や山菜等も美味しい。

今回は目の前で穴子をしめてもらった。
たまに職人さんで目の前でしめる人もいると聞いてたけど、今回の担当がその人だった。
手際よくて包丁さばきがすごかったです。

最期しめるまえに穴子と目が合った気がする…。ごめんね。
罪深いお味でとても美味しかったです。
11月末に食べたときは身がこってりしてたなぁ。
そういう違いを感じるのも好き。

このご時世でも、食道楽で、人目忍んで、

ワンシーズンに一度は旬のもの食べに来たい。

 

天庄

〒113-0034 東京都文京区湯島2丁目26−9 天庄 湯島店 本館