三 重テラスが9月16日にリニューアルオープン。


今日は土楽窯7代目陶芸家の福森さんとほぼ日の糸井さんの対談イベントに

ご招待いただき行きました。


私は今月お伊勢参りしたこともあり、

今、三重県推しな私にうってつけで、いい機会に恵まれてありがたいです。

 



福森さんは、伊賀の里山の風や土を感じるような、自然体なおおらかな佇まいの方。
禅語の自然(じねん)の精神で作品作りをされてるそうで、

生活臭(個性と生活臭はちがうそうです)や欲や業を出さない、

材料と対話するような、ものづくりの姿勢が印象的でした。
遊ぶ、と、游ぶ、は違って、私(福森さん)のは游ぶほう、とかね。
(私にはまだ全然理解できない話だった)

伊賀牛や猪や松茸や鮎など美味しいもの、美味しい部位などをたくさんご存知で、

改めて三重県は食材に恵まれてる土地だとうらやましく思いました。
子供の頃は、里山には松茸がつくしのように生えてたらしい。
お客さんが家に来ると、鶏をしめて、松茸とりすきをふるまったそう。
松茸は大量で次の日まで残るから松茸弁当を学校に持っていったそうです。贅沢なお弁当だ。

ちなみに和牛通の福森さんによると、牛肉はヘレのそばのスジの脂(かたくない)が

いちばん美味しい部位らしい。いつか食べてみたい。お肉屋さんと仲良くなりたい。

また旅行に行きたいところですが、すぐに三重に行けなくても、
こちらの三重 テラスさんに併設されたレストランで、三重県産の海山里の幸を郷土料理や土鍋料理で味わえる。
三重は酒蔵も多いのでたくさんの日本酒も揃っています。

土楽窯の土鍋といえば一生もので、1階の物販でも売ってます。
確か、京都の老舗のすっぽん屋さんでも使われてた。

もっと、ものづくりの本質的な貴重なお話もたくさんあったけど、

福森さんの達人みたいな感じを、文字に起こして伝える自信がない。

ちなみに、ほぼ日の糸井さんは、聞き手として話の引き出し方が凄いのはさておき、
指先、爪の先がとても綺麗で、柔らかくて、ふわっとした感じ、

マイク持つ時のそっと添えて優しい感じがすごく印象的。
改めて、声と手の美しさは大事。

 

 

三重テラス

〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2丁目4−1 YUITO ANNEX 1F・2F