元オランダ在住 転勤リーマンライダーの独り言 -13ページ目

いよいよ

なんだか忙しくて久しぶりの更新になってしまいました(;^_^A


いよいよ明日は ダッチTT です。我が家から Assen までは車で2時間ほど掛かるので、ホントは今晩から Assen 入りして万全の体制で観戦したいところでしたが、今日も夜まで忙しかったので諦めました。ウォームアップを最初から見るのは無理そうなので決勝に集中するつもりです。


しかし、先週のカタルニアは凄いことになったみたいですね。週末も来客対応していたので見ていないのですが、まさかの多重クラッシュにドカのライダーが2人とも巻き込まれるとは…


カピロッシ選手はヘリで運ばれ、一時 ICU に入っていたらしいですが、ダッチTTには参加しています。ジベルナウ選手は鎖骨骨折で不参加。代わりにドカのサテライトチーム Pramac d'Antin MotoGP からアレックス・ホフマン選手が出場しています。カピロッシ選手は15番手、ホフマン選手は9番手スタートです。やはりアクシデント直後のGPですから十分に準備できなかったのでしょうか。。。


ちなみに昨年までの王者ロッシ選手も初日の FP1 で転倒を喫し手首と足首を負傷、十分に走れないまま予選を18位で終えています。明日は出場できるんでしょうかねぇ?アクシデント続きでホント残念です。日本人最高位はカワサキの中野選手の2位、PP はスズキのホプキンス選手でした。


以下レースとは関係ありませんが。。。


今週パリに出張してきました。というわけでパリの DUCATI ストアをご紹介。場所は前から知っていたのですが、凱旋門から新凱旋門方面(シャンゼリゼ通りと正反対)に2~3分歩いた右側にあります。この通りは「グランダルメ大通り」といってバイク関連のお店が並ぶいわばバイク街です。


DUCATI PARIS


さすがはパリ市内だけあって建物も石造りで美しいキラキラですねぇ。ちなみに左隣にはカワサキのショップが、道路を挟んで右側にはダイネーゼ のショップ(下の写真)があります。その右にはスズキのショップも見えます。


DAINESE PARIS


今回はあまり時間がありませんでしたが、今度時間を作ってじっくり見て歩きたいところです。


ところで、DUCATI PARIS の店先に試乗車と思われる GT1000 が置いてありました。日本へのデリバリーは7月からだったと思うのでこちらでは一足先にデリバリーされたってことですかね?以下はその写真。


GT1000


スポクラ発表当初は一番パッとしないと思っていたのですが、こうして見てみると中々シンプルでよろしい。SBK に乗ってる反動でしょうか、気合入れて乗る前傾バイクではないこの GT1000 になんとなく魅力を感じました。皆さんはどう思われますか?


さて明日は早起きして Assen に向けて出発しなければならないのでこの辺で☆

届いた!

典型的なダッチウェザー(めまぐるしく天気が変わります)の日々がしばらく続いていましたが、ここ数日夏らしくなってきました。今日も25℃を軽く超える夏日、雲ひとつない快晴でした。


今日はオランダ中の日本人が一堂に会するといっても過言ではない一大イベント、在蘭日本人合同運動会がアムステルダム日本人学校のグランドで行われました。オランダ全土の日本人学校、補修校などに通う子供たちがアムステルダムに集まって運動会に参加します。私はPTAに協力して警備員などもこなす一方、我が子の姿をビデオ&写真に収めるという忙しい一日でした。


さて、タイトルの「届いた!」について。。。

大した話ではないのですが、 Dutch TT MotoGP 決勝(6月24日)のチケットが先日届きました。 TT Assen の紹介パンフなども同封されていました。チケットは家族全員分で4枚。昨年に引き続き2回目の観戦になりますが、今年は DUCATI が好調なので今から見に行くのが楽しみです。


TT Assen Tickets


チケットは TT Assen のサイト にアクセスして買いました。昨年も買っているので既にメンバー登録されているし購入はいたって簡単でした。


昨年は最終コーナー手前のシケイン付近で観戦しましたが、今年は Haarbochttribune というエリアに席を確保しました。ホームストレート終了直前、1コーナーへの突っ込み付近です。もちろんDUCATIの旗を振って応援しますよ!


ちなみに写真左端に写っているのは、妻の愛車 FIAT PANDA を買ったディーラーから定期的に送られてくる小冊子です。 FIAT 関連のニュースが載っていますがオランダ語なので写真以外はほとんど意味がわかりません(苦笑)。そういえば車ネタをまだ一度も書いてないので近いうちに書きますね。


クマヒデ さんのコメントにもあったので最後にW杯の話題。。。

昨日9日いよいよW杯が開幕しましたね。ドイツとの親善試合以降ドイツでの日本チームの評判はうなぎのぼりのようですね。今大会いちばんの番狂わせを演じるだろう国の筆頭に挙がっています。

実は私、それほどサッカーに興味はないのですが、世界中が沸いているし、お祭りとして楽しもうかと思ってます。日本でも盛り上がっていることでしょうが、オランダではサッカーは国技といってもいいくらい盛んなので盛り上がり方も半端じゃありません。町中がオレンジ色になってしまいます。


W杯2006


写真は我が家の近所の様子。ナショナルカラーであるオレンジ色の旗が掲げられ、いたるところでオレンジ色の応援グッズが売られています。


私はせっかくなのでジーコジャパンとともにオランダ代表も応援することにしています。そうすれば2倍楽しめますもんね。皆さんもオランダ代表を応援宜しくお願いします。


でももし決勝ラウンドで日本とオランダが戦うことになったら…どうしよう?


ベルギー旅レポ

昨日は体調不良でプチツーを断念(涙;)。

今日も引き続き休みを頂いております。(じゃあブログ書いてないで寝てなさいという声が聞こえてきそうですが…)

忘れないうちに先日の連休に出かけたベルギーの旅レポです。

先日もちょっと書きましたが、昇天祭(今年は5月25日)に土日を絡めた4連休を利用してベルギー旅行に行ってきました。ベルギーは国土が九州より一回り小さく、オランダにも隣接しているので車で十分回れます。


下の地図の赤丸で囲んだところが今回の訪問地です。ホテルは3泊ともMons(モンス)近くの安ホテル(2つ星)に泊まり、そこを起点にして行動しました。


ベルギー地図


地図を見るとわかりますが、ベルギーは多言語国で、大きく分けるとフラマン語(オランダ語)地域とフランス語地域に二分されます。東部にはドイツ語の地域もあります。首都(仏:Bruxelles,蘭:Brussel=ブリュッセル)は仏蘭のバイリンガル地域です。古くは力関係で公用語をフランス語に統一されていた時期が長かったようですが、20世紀以降ハイテク産業の伸びでフラマン語圏(北部)の勢力が強くなり、現在は両方とも公用語とされています。でも両方の言葉は全く違うので、道路標識やら看板やら料理のメニューやら両方ごちゃまぜで旅行者にとっては大変わかりにくいです(;^_^A

どうしてこうなっちゃったかは皆さん歴史を紐解いてみてください。


前置きが長くなりましたが、旅行の行程を簡単にご紹介。。。


【初日】

初日の目的地はBrugge(ブルージュ)です。運河が縦横に走る水の都ブルージュは、文書の記録に9世紀頃から残っているヨーロッパでも有数の古い町です。ブルージュとは「橋」の意味で、ローマ時代架かっていた橋に由来する名前だそうです。その景観の美しさは「屋根のない美術館」と呼ばれるほどです。

今回は年に一度昇天祭の日に行われるブルージュ最大のお祭り、「聖血の行列」を見るのが最大の目的です。


あいにくの雨模様の中、ネボスケの多い我が家は自宅をちょっと遅く9時半頃出発。ブルージュまでは2時間半から3時間程度で着きます。途中オランダ国境付近のサービスエリアで軽く昼食をとり、ブルージュに向かいました。すると運よくブルージュに着くころには雨も上がり、晴れ間も見えるいい天気になりました。

心配していた駐車スペースも聖血祭が行われる中心部に近い場所に無事確保。


まずはマルクト広場周辺を散策。写真は鐘楼を背にしてマルクト広場をぐるっと見回したところ。上の2枚は西フランダース州庁舎、下はそれ以外のところ。オランダともまた違う建物の雰囲気です。


ブルージュ_マルクト広場


そして下は同じくマルクト広場に面して聳え建つBelfort(鐘楼)を色んな角度から見た写真。この日は聖血祭のため凄い人手で、左上の写真にあるように行列を見るための仮設スタンドも設けられていました。我が家の長男も偉そうにくつろいじゃってます。ちなみに道路に並べられたイスは沿道の店が行列見物のために置いたもので有料(5ユーロ程度)です。


ブルージュ_鐘楼


そしていよいよ聖血の行列です。上の写真右下のイスが並んでいる通りで見物することにしました(でもお金がもったいないので立ち見…)。


年に一度昇天祭の日に行われる聖血の行列はブルージュ最大のお祭りで、十字軍がブルージュに持ち帰ったとされる、聖血(キリストの血)が入った厨子を持って行列が練り歩きます。行列はストーリー仕立てになっていて、人類生誕からキリストの受難までの聖書物語、そして十字軍によって聖血がブルージュにもたらされるまでを仮装した人々が演じながら歩きます。


聖血の行列


全て通り過ぎるまでには軽く1時間以上かかる非常に長い行列です。写真左下に写る青年は番号の書かれた物を持っていますが、これがストーリー番号で実際には数十番まで続きました。途中馬やラクダ、そして写真にあるように羊の群れなども通ったりします。


練り歩いた聖血は最後に元の場所、聖血が祭られている聖血礼拝堂に戻ります。聖血礼拝堂があるBurg(ブルグ)広場は黒山の人だかりで、とても聖血礼拝堂には近づけず断念。その隣にある(実際にはつながってる?)市庁舎を撮影したのが下の写真。この右に聖血礼拝堂があります。また別の日に出直さないといけないですね。


ブルージュ_市庁舎


行列を見終わったら店を見たいと妻が言うので少し街を歩きます。ベルギーはレース編みが有名。最近では機械編みの中国製が多く出回っていますので本物のベルギーレース(高い!)が買える店に行きました(最後の写真参照)。


子供たちは既に大人のペースに飽き飽きしているのでこの辺で宿に移動します。1時間強の道中、途中のサービスエリアで軽く夕食を済ませ、夕方9時頃ホテル着(まだ明るい)。疲れたのでシャワーに入って就寝。


【2日目】

2日目はあいにくの雨。さすがに屋外を歩く気にはならなかったので、この日の予定は買い物に決定。ホテルから1時間弱、フランス北部の町Lille(リール)近くにあるアウトレットモールL'usine に行くことにしました。


アウトレットモール


ここは古い工場の建物を改装して作ったようで、重厚な外観は一見してアウトレットモールには見えません。高級ブランド品の店は少ないですが、フランスメーカーの商品やスポーツ用品などが比較的豊富です。結局妻のバッグと子供たちの靴を買わされました。。。まぁアウトレットですしバイク用品よりは安かったかな…と納得。


敷地内で遅い昼食(イタリアン)を食べたところでそろそろ満足。この後どうしようかなぁ…と思いながらもホテル方面に走り出します。


夜10時頃まで明るいこの時期、このままホテルへ帰るのももったいない。雨も上がりました。そこでホテルへの道中にある小さな町、Mons(モンス)に立ち寄ることにしました。


日本人にはまだまだ馴染みの薄いモンスの町。エノー州の州都であるモンスの歴史は古く、西暦650年に僧院が創立したときにまでさかのぼります。17世紀フランスに支配されていた時代の面影を残すこの町はエノーの珠宝と形容される静かで美しい町です。


モンス


坂と石畳の多いこの町は他の観光地と違い人通りも少なく、落ち着いた気分に浸れます。人ごみが苦手な私にとって今回の旅行で実はいちばん気に入った町かもしれません。


写真左上がモンスのランドマーク、ブラバント・ゴシック様式の「聖ウォードリュ参事会教会」、その横が教会内に保管されている「黄金の馬車」です。復活祭後の第8日曜(今年は6月11日)に開催される「黄金の馬車行列」はベルギーの有名なお祭りのひとつ。1349年にペスト根絶祈願のため、町の守護聖女ウォードリュにちなんだ行列を行ったのが始まりだそうです。午前中は聖ウォードリュの聖櫃を乗せた馬車行列が繰り広げられ、午後には町の中心Gland Place(グラン・プラス)で「リュムソン」と呼ばれる聖ジョルジュとドラゴンの戦いが行われます。今回は残念ながら日程の関係で見られませんでしたが、次の機会には是非見たいところです。


ちなみに写真右下は市庁舎裏の「市長の庭」にあるゴベール作の彫刻「ロピウールの噴水」前でのショット。噴水の水を道行く人にひっかけようとする悪戯っ子をあらわしたものだそうです。我が家の長女が水をかけられている演技をしています(笑)。


夕食はこのモンスでなぜか中華料理を頂きました。町の中心部にもかかわらず値段もリーズナブルで中々おいしかったですよ。


【3日目】

そろそろ大人的ツアーに子供たちの不満も高まってきたところで、3日目は遊園地に連れ出すことに。天気もとりあえず持ちこたえているのでベルギー最大の遊園地、Walibi (ワリビ)に行くことにしました。これで明日の最終日はとりあえずおとなしくしてくれるでしょう。


ワリビ


一日たっぷり遊んで親はくたくた、子供は大満足。


帰りがけに少し遠回りしてブリュッセルに立ち寄り、ベルギーで一番おいしいとうわさのラーメン屋「やまと」で夕食をとりました。オランダに住んでいる日本人にとってラーメンは貴重です。最近までオランダにはほとんどラーメン屋がなかったので、ブリュッセルやドイツのデュッセルドルフまで足を延ばす人もいるぐらいです。せっかく近くまで来たのだからと我が家も挑戦。夕方7時前に着きましたが、雨の中すでに行列。その多くは現地人というのが驚きです。値段がリーズナブル(といっても日本よりは高い)なのも現地人に受け入れられている理由だと思います。お味の方も納得でした。これで待ち時間がなければ最高なんですけどねぇ。。。


【最終日】

最終日にようやく天気は青空に。まずはホテルをチェックアウト。帰りがけにブリュッセルに寄ることにしました。ベルギーの首都ブリュッセルは1000年の歴史を持つ古都。毛織物通商の要衝地として発展してきたブリュッセル、現在では経済ばかりでなく政治・文化の面でも中心地となりつつあります。


ブリュッセルは大きい町なのでポイントを絞って散策しました。まずは有名な小便小僧(マンネケン・ピス=別名ジュリアン君)と小便少女(ジャンネケ・ピス)のコラボ。実際は離れた場所にあるのですが写真を並べてみました。小便小僧の由来とされているのは、「ブリュッセルを敵軍が包囲し、城壁を落とそうと火薬の導火線に火をつけたが、ブラバン公の王子がおしっこをかけて消し、味方を勝利に導いた」とするものですが定かではないそうです。このジュリアン君、世界一の衣装持ちとしても有名です(笑)。一方小便少女のほうは1987年に突如出没した新名所。パロディにしてはよくでき過ぎています(苦笑)。ガンやエイズ撲滅の研究の助成金を目的とした絵ハガキやレコードが販売されています。ちなみに裏路地のわかにくいところ(ビルの壁)にあります。


ブリュッセル1


写真左下はギャルリー・サン・チュベールというショッピングアーケードでヨーロッパで最も古いギャルリー(ショッピングアーケード)のひとつです。女王・王・王子の3つのギャルリーに分かれていて、ブティック、アンティークショップ、カフェなどが並んでいます。


写真右下は「星の家」の下の壁にある「セルクラースの像」。ブリュッセルを訪れ、この像に触れる人々に幸福をもたらすと言い伝えられています。なので磨いてないのにいつもピカピカ☆です。もちろんみんなで触りました(^-^)v☆


ブリュッセル2


上の写真左上は数々の歴史的建造物が並ぶGrand Place(グラン・プラス)の一角。王の家(といっても実際に王が住んだことはないらしい…)などが写っています。王の家は現在市立博物館として使用されていて、世界各国から贈られた小便小僧の衣装も展示されているようです(日本の物もあるらしい)。


写真右上は高台に位置する王立図書館と王立美術館に囲まれた広場でブリュッセルの中心を見下ろしながらたたずむ我が家のチビたち。なんとなくさまになってますかね?


この後この広場の一角にある楽器博物館に行きました。これでも自称音楽一家(私はベース、妻はドラム、子供たちは…未定です)なので。写真左下の黒っぽい建物が楽器博物館。館内ではヘッドホンを貸してくれて、展示してある楽器に近づくとその楽器の音が聴けるという優れものでした。大人も子供も結構楽しめました。歩きつかれたのでそのまま楽器博物館最上階のレストランで遅い昼食を取りました。写真右下はそのレストランからブリュッセルの中心部を見下ろしたところです。中々の絶景でした。


名残惜しいですがこの辺でタイムアウト。家路に就かなければなりません。ブリュッセルから我が家までは2時間ぐらい。みんな疲れて車内で寝てしまったので一気に走りきってしまいました。


楽しいときはあっという間に過ぎてしまいますねぇ。。。


最後にホテルとお土産をちょっとだけご紹介。

ホテルはフランス系ホテルチェーンAKENA にしました。とてもレポートするようないいホテルではありませんでしたが、従業員もフレンドリーで今回のような旅には十分でした。


そして(自分たちへの)お土産。ベルギーといえばビール!ということで写真右上はモンスに立ち寄った時に何てことないスーパーで調達したベルギービールです。陶器のボトルは白ビール、その他は赤ビールです。いずれも独特な味わいで美味でございます。そして下はベルギーレースの飾り物。一応この花模様がブルージュ独特のデザインだそうです。大きいものは高くて買えないのでこの程度で勘弁してもらいました。その右に写っているのはベルギーレースの製作過程を見せたディスプレイ。気が遠くなるほど緻密です。


ホテル&お土産


さて、この長いレポートを最後まで読んで頂きありがとうございました。

m(_ _)m 深謝!


日本からのツアーだとどこかの国に行くついでにベネルクス3国を足早に回る感じになってしまいがちですが、ベルギーだけでも見所満載ですので、是非ゆっくり回る旅程で来て下さいね。ドカ仲間の皆さんなら特別に旅行代理店兼ツアコン役引き受けますよ!


イタリアグランプリ

セテ・シベルナウ選手のPP、そしてドカの1-2スタートから始まったイタリアグランプリ決勝、やはりドラマがありましたねぇ。


2番手スタートのカピロッシ選手はスタート失敗でいきなり後退、序盤はPPのジベルナウ選手とロッシ選手の熾烈なトップ争いが続きました。


今回こそはセテの勝利か!と思ったのも束の間、ジリジリと後退してしまいます。中盤はロッシ選手にメランドリ選手とヘイデン選手が絡むトップ争いとなります。トップ集団と2番手集団の差が少なく、今回は予想通りタフなレースになりました。


2番手集団にいたストーナー選手はハイサイドをくらい派手にクラッシュしてヒヤッとしましたが本人は無事だったようです。


中盤以降徐々に追い上げてきたカピロッシ選手が先頭集団に加わります。メランドリ選手が痛恨のミスで後退してからはロッシ選手、カピロッシ選手のトップ争いにヘイデン選手が絡む三つ巴の争いとなり、しばしば先頭が入れ替わりながらの終盤、この戦いを制したのは昨年のチャンピオン、ロッシ選手でした。我らがドカ軍カピロッシ選手は惜しくも2位、ヘイデン選手が3位でした。


DUCATIの地元グランプリ(本社からMugelloまで僅か61Km!)は同時に昨年の覇者ロッシ選手の地元でもあり、2人のイタリアンの活躍にとにかく凄い盛り上がりでした。


カピロッシ選手のコメントによれば、タイヤチョイスを間違えたらしく、不安を抱えながらのレースだったようです。ギリギリまで我慢してラスト3周にかけたようですが、地元グランプリでの復活に全てをかけたロッシ選手の執念にはかなわなかったようです。ちなみにジベルナウ選手は5位でした。

この結果、ライダーズポイントはカピロッシ選手とヘイデン選手が同点1位です。誰がタイトルを取るかまだまだわかりませんね。


ところで今回地元イタリアグランプリ決勝のためにDUCATIは特別カラーのマシンを用意していました。


Mugello2006


往年のマシンを彷彿させるカラーリングにクラシックロゴ、中央部には白の代わりにシルバーが使われています(ちなみにヘルメットもギンギラ)。いつものマシンよりカッコいいんじゃない?と思ったのは私だけでしょうか?


毎度応援させてもらっているGP250の青山(兄)選手(KTM)は残念ながらスタート直後の1コーナー目でコースアウトリタイヤでした。再来週のカタルニアでは頑張ってください!


今週末はオランダも珍しくいい天気が続いていたのですが、ついついレース観戦(FIA WTCC等)でカウチポテト(古っ!)してしまい、998号に乗っていません。


明日は精霊降臨祭の翌月曜なので祝日です。天気がよければ明日こそは。。。


DESMOSEDICI (デスモセディチ) RR 発表!

旅行から帰ったらいきなり来客対応やらなんやらで超忙しく、久しぶりの記事更新になってしまいました。。。と軽く言い訳をしつつ…(;^_^A


去る6月1日、世界初のGPマシンレプリカ、デスモセディチRR の製品版プロトタイプが発表されました!

DUCATIが発表の場に選んだのは現在イタリアGPが開催されているMugello(ムジェロ)でした。


Desmosedici RR_1


ミラーやライト周りの処理がどうなるか、それとマフラーだってそのままじゃ無理だし…などと思いを馳せていましたがさすがはドカ、綺麗に処理してますねぇ。ちなみにDesmosedici GP6をベースにしたデザインだそうです。


Desmosedici RR_2


ちょっとだけわかっているスペックを紹介…


【エンジン周り】

- 付属のレーシングエキゾースト装着で200馬力以上を実現

- 989cc L型(90度V)4気筒 ツインパルス(同爆)エンジン

- チタン製16バルブデスモドローミック

- 12孔マイクロジェットインジェクション×4

- ギア駆動DOHC(カム)

- チタン製コネクティング・ロッド

- カセット式トランスミッション

- 砂型鍛造エンジンケース

- マグネシウムカバー

- 4-2-1垂直エキゾースト

- 乾式スリッパークラッチ


【シャシー周り】

- ハイブリッド・トレリスフレーム

- カーボン・シートサポート

- オーリンズ製窒素封入リザーブタンク付き43mm「FG353」PFFフロントフォーク

- オーリンズ製4Wayアジャスタブルリアショック(GP6のリンケージ&ジオメトリー採用)

- ブレンボ製モノブロックラジアルマウントキャリパー

- マルケジーニ製マグネシウム鍛造ホイール

- 軽量マルチファンクションメーター

- アルミ合金フューエルタンク

- フルカーボンカウル

- ブリジストン製専用プロファイルタイヤ


※レースキット(102dBレーシングエキゾースト・CPU)、レース用スタンド、バイクカバー付属


う~ん、浮世離れしたスペック(価格もですが)ですねぇ。。。


日本での販売価格は7,875,000円(税込)だそうです(;^^A

ドカティジャパンの日本語紹介ページはこちら

ちなみにオランダでの販売価格は65,000ユーロ(=約9,400,000円)…高いです。


昨日6月2日から正規ディーラーで先行予約開始、2007年7月デリバリー開始予定だそうです。年間生産予定台数は400台。999Rを所有している人に優先権があるそうですが、誰か買って試乗させて下さい!


この週末はイタリアグランプリ、昨日までのフリープラクティスではロッシ選手(ヤマハ)、カピロッシ選手、ジベルナウ選手のオーダー。ロッシ選手とドカ軍は地元グランプリにかなり気合が入っています。今日の予選はどうなるでしょうねぇ。我がドカ軍の活躍に期待しましょう!



速報ビックリマーク

イタリアGP予選でジベルナウ選手が1分59秒の壁を破りポールポジションを獲得!カピロッシ選手も0.088秒差で2位。ドカの1-2です。ちなみにロッシ選手は3位、日本人最高位は中野選手(カワサキ)の5位。


明日の決勝はドカの1-2フィニッシュキラキラに期待しましょう!


行ってきます

おはようございます。(今オランダは朝の8時前)


今日はキリスト昇天祭でヨーロッパの多くの国は祝日です。

昇天祭は必ず木曜日なのでカレンダー上は土日と絡ませると飛び石連休になるのですが、多くの人は金曜日も休んで4連休にします。


てなわけで我が家も今日から4連休。。。

これからベルギーに向かって旅立ちます。今回の小旅行はベルギー南部(フランス語圏)を中心に3泊4日の予定です(一部フランス北部も訪れる予定)。


ちょっと大都市をはずしたところに宿を確保したので恐らくネット接続環境はないでしょう。


では行ってきます。。。


フランスグランプリ

昨日フランスはル・マンで行われたグランプリはなかなかエキサイティングでしたねぇ。


GP250では高橋選手と青山(弟)選手の日本人2人が表彰台(1位 & 3位)に上がるという快挙を成し遂げました!
高橋選手はドヴィチォーゾ選手をラストラップの最終コーナーでかわすというドラマティックな勝利でした。
青山兄弟の3位争いは弟の勝利でした。

終わってみればHONDAの圧勝でしたね。
個人的にはKTMを応援しているのでお兄さんに勝って欲しかったですけど。。。

とにかく2人ともおめでとうございました!


Podium_Japaneses



そしてMotoGP。個人的にはロッシ選手の復活かなと思っていましたが、残念ながらマシントラブル。王者のうなだれる姿が気の毒でした。


しかしわれらがドカ軍の大将カピロッシ選手が2位表彰台をゲット!


Capirossi


それも2位を走っていたペドロサ選手にジリジリ詰め寄り、最終ラップでかわしての勝利にカピロッシ選手も嬉しそうでした。再来週の地元イタリアグランプリも期待してます!


Podium_MotoGP


6月24日にオランダはアッセンで行われるDUTCH TTは観戦に行く予定ですので別途レポートします。


ちなみに来週は英国シルバーストーンでWSBKが開催されますのでベイリス選手の活躍にも期待しましょう!


ブログの必需品逝く…

え?って感じのタイトルですが、今回はブログ作成の必需品デジカメの話です。


私は最近まで数年前に買ったNIKONのデジカメCOOLPIX 4300 を愛用してきました。


COOLPIX 4300


買った頃はブログをやる予定もなかったので、携帯性よりも持ちやすさや画質を優先してこれを選びました。有効画素数400万画素というスペックも私の使い方なら特に不満はありませんでした。まぁ最近ではツーリングのお供や、常に携帯するにはちょっとデカイなぁという気持ちはありましたけど。。。でも買い換える動機になるほどではなかったのです。


このカメラを使っている数年間で、不覚にも落下させたことが2回ありました。

1回は家族が、1回は私が…

2回目の落下の後はバッテリーカバーがちゃんと閉まらなくなっていました。セロテープで押さえたりしてごまかしてはいましたが(;^_^A


しかしとうとう最近息の根が止まりました。この2回の落下が原因だとは思いますが全く動かなくなったのです。ここ数回の記事に使った画像はハンディカムで撮ったものを使用しています。


『もうこうなったら買い換えるしかない!』と一念発起(大袈裟すぎ…)したのです。


今回はツーリングのお供や、ブログネタの撮影など常に持ち歩くことに重点を置いて、なるべく小さいモノ(レンズが飛び出ないのが理想)で一応光学ズーム付きを条件に探しました。


そして検討の結果2台のコンパクトデジカメを買うことに決めました。1台は妻用に、1台は自分用に。ユーロ高なので日本の値段に割安感があったというのも2台買った理由です。


まずはこれ、SONY Cyber-shot DSC-T5 R (レッド:写真上段)です。


DSC-T5 R


決め手は後継機種が出て値段がこなれていたこと、そして見た目(これ重要!)です。有効画素数510万画素も自分たちには十分だし、ハンディカムのメモリースティックDUOが流用できるのも大きな理由。これは恐らく妻用になるでしょう。


そしてもう1台はこれ、PENTAX Optio W10 (ナルグリーン)です。


Optio W10


デザイン的には上のSONYのモノより劣るし大きさも一回りデカイのですが、なんといってもコレ本格防水・防塵カメラなのです。水深1.5mまでなら30分間潜れます。砂まみれになってもOK、もちろん水洗い可。トイレのトラップにPDAを落としてダメにした経験のある私には非常に魅力でした(笑)。ちなみにそのPDAに入れていた512MBのSDが再利用できるのも購入の条件でした。


これでツーリング中突然の雨に見舞われても大丈夫、雨の中でもバリバリ使えます。水洗いできるので手が汚れていても気になりませんしね。


購入は2台とも日本のネット通販で妻の実家に送るよう手配しました。結果、オランダで1台買う値段で2台買えてしまいました。安くなりましたよね。大型店で実物を見て価格.com 等で比較して安かったところから買うのが賢いやり方かもしれません。大型店とはかなり価格差がある場合がありますから皆さんも是非。


ともあれ今から届くのが楽しみです。



ないっ!

エキパイに付いているはずのヒートガードがないのです!


ヒートガードがない!


納車してほぼ半年、お恥ずかしながら少し前に気づきました(;^_^A

納車して以来ほとんど置物状態でしたから仕方ないですよね、見えにくい方だったし(と自分を慰める…)。


そしてもうひとつ不具合が。。。これももっと早く気づくでしょ普通…

納車のときにストアで買って自分でつけたDP製アルミビレットミラーがなんかおかしい。


ミラー誤品


取り付けるときに、どうも左右が全く同じ形なんで不思議には思っていたのですが、試行錯誤して取り付けベースのところを分解組み立てしたら付いちゃったんで『こんなものなのかぁ?』となんとなく納得してしまっていました。


しかしオランダ赴任直後998を購入する前、まるで『ショーウインドー越しにトランペットを見つめる黒人の少年』(古い?)のような目で閉店中のストアの中にある998をガラス越しに撮影した写真を改めて見たことで不具合が発覚!

私が受け取ったのはなぜか両方右用でしたショック!

左につけると長さ調整ダイヤルが上側に来てしまいます(これ片手だと意外に操作しにくい)。


こっちが正解

↑こっちが正解


やはりミラーは右用と左用で違うのでした。。。当たり前だろとおっしゃる方、ごもっともです!



まずは DUCATI Amsterdam Airport のストアマネージャー、アンドレにメールしてみました。アンドレを信用していないわけではないのですが、何度もコレポンするのが面倒だったので証拠写真を全部つけて送りました。


すると早速回答が。。。『なんで付いてなかったんだろ?理由がわからない。でももちろん部品は無償支給します。ミラーは在庫がないのでオーダーさせてください。』だそうです。時間は経っていましたがあっさり無償支給を承諾してくれました。


もうすぐ1000Km点検なのでそのときに引き取るつもりです。ついでにカスタムの相談もしてこようかなぁ。。。


ところでDP製のこのミラー付けてる人あまり見ないですよねぇ?不人気なのかなぁ?私はわりと気に入っています。



ショートソロツーレポート2

先週・先々週とオランダには珍しくいい天気が続いていました。雨も殆ど降らず連日25℃を越える夏日でした。この時期休暇を取る人も多く、さながらプチ夏休みモードです。まぁ毎日往復で150Kmの道のりを車通勤している自分には道路が空いてて有難いのですが。


ところが昨日から気温が下がり始めたのでこりゃイカン!と午前中に家族サービスを済ませ、午後からプチツーに出かけました。


今回の目的地はKinderdijk(キンデルダイク)です。運河沿いに18基もの風車が並び、世界遺産にも指定されているところです。『近いしいつでも行けるや』と思って行ってなかったし、我が家からもそう遠くないので選びました。


Kinderdijk

気温は17℃前後、太陽が出てれば暖かく日陰はちょっと肌寒いといった陽気。まぁツーリングには悪くありません。近場なので今回はカジュアルなスタイルで行くことにしました。


いつものようにシェルで給油、ルートに就きます。今回は敢えてUtrecht(ユトレヒト=ミッフィーのふるさと)経由の遠回りコースを選びました。半分は会社への通勤ルートで走り慣れてるので。


一般道を気持ちよく走っていると、他のライダーたちによく遭遇します。すれ違いざまに手を挙げて挨拶するのはオランダでも同じみたいです。実に気分がいいですね。ただアメリカンに乗っているおじさんたちはあまり手を挙げてくれませんでした。なぜでしょうねぇ…スポーツバイク乗りが嫌いなのでしょうか。。。ちなみにスーパースポーツ系ライダーは挙手率高かったです(仲間意識?)。


国道N201→高速A2といつもの通勤ルートを快調に走り、ユトレヒトに到着したところでいきなり目的地方面の高速A12が通行止め。。。なにぃ!と思ってもどうしようもないので仮設案内表示に従って一旦高速を降ります。そこで渋滞。うぅ暑い、というか熱い!916系に乗っているかたならご存知でしょうが、アイドリングしているとアッという間に水温は100℃を越え、うちモモに電動ファンの熱風が当たるのです。くぅ早く走りたい。


幸い渋滞はそれほど長くなかったので助かりました。そしてA12に乗りなおします。あとは至極順調、A12→A20と乗り継ぎ目的の出口で降ります。


しばらく下道を走ると運河を渡らなければならなくなりました。しかしそこには橋がありません。オランダにはよくあるのですが、幹線道路以外は敢えて橋を作らず、渡し舟で往復するのです。いやぁ実にのどかではないですか。なんだか時間の流れまでゆっくりに感じます。以下はその渡し舟の写真。片道1.65ユーロの乗船料を払います(バイク+大人1人)。


渡し舟


運河を渡ると目的地はすぐそこ、下船後5分程度でキンデルダイクです。風車をバックにいい写真が撮れるところを探しましたが残念ながら見つかりませんでした。かわりに雰囲気のいい木の橋を見つけたので記念撮影。おろしたてのメット(ボストロムレプリカ)も中々マシンにマッチしてるのでは?と自己満足しています。


998号と記念撮影


時間も少し遅くなったのでこの後すぐに帰途に就きます。ちなみに帰りも同じルートです。渡し舟のところに来てなんとなくのんびりした気持ちになったので舟を1本見送りました。それでも10分程度で戻ってきたので全く支障なし。あとはひたすら我が家を目指します。


無事我が家に到着。それほどたくさん走ったわけではないけど結構疲れました。運動不足ですねぇ明らかに(;^_^A


それはさておき、庭で毎度恒例の虫掃除を開始!きれいにしないとリビングに入れてもらえませんからねぇ。


庭で洗車


今回改めて916よりトルクがあるなぁと感じました。恐るべしテスタストレッタ!私には十分すぎるパワーです。でも1000キロ点検終えたらマフラーは入れたいなぁ。。。どこのにしよう…。(お勧めありますか?)


ところで黄色い998号はオランダでも注目の的でした。まだ爆音仕様でもないのに振り返って見る人が想像以上に多かったです。


幸せの黄色い998号、総走行距離ようやく747Km。

1000キロ点検まであとわずか!


ソロツー後2