「難波組、甘くみんなや!!」
美優紀が叫んだ。そして銃を構えた。
「痛い目にあうでぇ!!」
山本も叫ぶ。
二人はどうやらマジになると関西弁になるらしい。
「知らないわよ、痛い目にあうのはあなたたちでしょう?」
島崎が冷淡に言った。
「さっさとやっちまおうぜ~こんな二人」
横山が失笑する。
難波組の二人は唇をギュッと噛み締めた。
「うぉりゃー!!!」
山本が散弾銃をうち始めた。
「ちゃぷちゃぷ……いやぁぁぁぁぁ!!!」
美優紀も撃った。
だが、敵の方が明らかに人数が多く、強い。
だが、二人はそんなのにも負けじと相手をどんどん撃っている。
今、この打ち合いで残っているのは高橋朱里、横山由衣、島崎遥香ぐらいだ。
「よし、組長、いくで!」
美優紀が言った。
が、その瞬間、島崎が美優紀に目掛けて弾を撃った。
「危ない!!」
美優紀はギュッと目をつぶった……が、なんともない。
目をゆっくりあけた……
「組長……?」
美優紀の前には山本が立ちはだかっていた。
そして山本の腹には血だまりが拡がりつつあった。
「組長やだ!!死なないで!」
美優紀が泣いた。
「美優紀……ごめんな……でも、お前を守れてよかった……」
山本はゆっくり目を閉じた。彼女は死んだ。
「よくもよくも……」
美優紀は更に敵を撃とうとしたが……体に異変を感じた。
美優紀は振り向いた。
そこにはナイフを持った秦佐和子がいた。
続く