「秦さん……」
美優紀はその場に倒れた。
そして自分への悔しさに涙を流し、息を引き取った。
「難波組は片付きましたね」
横山が淡々と言った。
「じゃあ……あんたも必要ないわね」
佐和子はそう言うと行きなり横山を刺した。
横山は驚いたかおで佐和子を見た。
佐和子と島崎、朱里は冷淡な笑いを浮かべていた。
「てめぇが裏切り者なの、知ってんだからな」
島崎が言った。
「さっさと死ねよ、最低野郎が」
朱里も言う。
そう言うと三人はどこかに行った。
李奈と篠田は急いで横山のもとに駆けつけた。
「二人とも……」
横山は途切れ途切れに言った。
「横山、しっかりしろ!!」
篠田が言った。
「ごめんなさい……」
「何で横山さんが謝るんですか?」
李奈が聞いた。
「私さ、スパイグループに入ってたんだけど……やっぱり李奈を守りたかったんだ……冷淡な発言をしてたのはスパイグループの存在に知ってほしかったんだよ、だからあんなひどい発言ばっかり……」
李奈は黙ってしまった。
「生きろよ……お前は生きておけ……親分……」
横山はそう言うと息絶えた。
続く