高井でございます。

 

「三つ子の魂 百まで」 一般的な意味は

「幼い頃の性格は年をとっても変わらない」

ですが、

ことわざとは違う意味で私がこの言葉を

使い、縁ある若い方々に語り続けている

ことがあります。

 

「子供(誕生から3歳まで)の魂(情緒)は

 百歳まで(の心を創る)」

 

せめて子供が3歳になるまでは、ありったけの

愛情を注いで育てて頂きたいということです。

3歳まで親(特に母親)の愛情で満たされた

子供は、長い人生の中で困難と対峙しても

親(母)から受けた愛情が支えとなり、

絶望することなく生きていけるのです。

 

時代だったのか、私の運命だったのか、

いつもひとりぼっち、いつも空腹で、

それでも泣くことすらできなかった私。

母との愛情に満ちた時間は記憶に

ありません。

そんな幼少期を過ごしても、この年まで

生きてこられたことは、正に奇跡です。

おかげさま以外ないと感謝しています。

 

現代の女性は仕事や趣味に生きがいを持ち、

人生を輝かせています。

それは素敵なことです。

でも子供が生まれたら自分の事は二の次に、

3年間は目を離さず子供を只々愛してほしい。

愛しい思いだけで接して欲しい。

抱きしめて欲しい。

それは後々、ご自身はもちろん人類にとって

大きな救いになることですから。

 

三つ子の魂に愛を!

寂しかった3歳頃の私の願いであり、

祈りです。